歯科衛生士の給料は安い?給料を上げる7つの手順【年収1000万円は稼げない】

歯科衛生士 給料 安い 稼ぎたい
  • 歯科衛生士って忙しいのに給料が安い
  • 暮らしをラクにしたいけど…
  • 給料をアップさせる方法を知りたい

 

「歯科衛生士は稼げない」と、あきらめていませんか?

 

安い給料のまま働いてしまうと、年収で何十万も損しています。これが何年も積み重なると、とんでもない金額ですよね。

 

ですので、給料を上げる方法を知ることは重要です。

 

この記事では、歯科衛生士が給料を上げるための7つの手順を紹介します。

 

✔︎歯科衛生士が給料をあげる7ステップ

 

✔︎ この記事を書いたひと

しろたぬ

複数の歯科医院ではたらく歯科医師/ライター
今まで100人以上の歯科衛生士さんと仕事を経験。採用する側として「歯科衛生士転職」の内情に精通。歯科について呟く Twitter は1.1万人フォロワー。

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この記事を読むと、給料に不満を感じている歯科衛生士が、満足の給料をもらえる確率がグッとアップします

 

結論、歯科衛生士が給料を上げる方法はつぎの5つです。

 

転職する・ひとつの職場に長く在籍する・副業する・資格を取得する・東京で働く

 

もくじ

 

ステップ ①:給料が安い?歯科衛生士の給料相場を知る

歯科衛生士って稼げないの?

 

給料が「安いか高いか」を判断するには、給料の相場を知ることが重要です。

歯科衛生士の給料相場

 

歯科衛生士の給料相場は、以下のとおりです。

 

✔︎ 歯科衛生士の給料相場

平均年収3,866,500円(残業・手当含む)
中央値300万円
平均月給278,000円
手取り220,000円
ボーナス(賞与) 25万〜60万円
平均時給1,100〜1,500円
初任給23万円
初任給の手取り18万円
平均労働時間169時間 / 月

» 賃金構造基本統計調査

 

平均年収は386万円と高いですが、中央値は300万円。そのため実態に近いのは、年収300万円です。

 

詳しくは、以下の記事で解説しています。

»386万円】歯科衛生士の年収を徹底解説|中央値は大切です

平均より低い?

 

日本人労働者全体の平均年収は、約433万円。それに比べると、歯科衛生士の給料は平均より低い傾向にあります。

 

しかし、全国の女性の平均は272万円。女性の就業者のなかでは、給料の高い職業…ということになります。

 

なにより、歯科衛生士は国家資格であり、次のメリットがあります。

 

  • 全国どこでも働ける
  • 復職が容易
  • ライフスタイルにあわせて仕事できる

 

日本のどこにいても、一定水準以上を稼げる職業です。

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ステップ②:どれくらいの給料だと「稼いでいる」のか?

歯科衛生士 どれくらいだと稼いでいる

 

歯科衛生士としてどれくらいの所得があれば「稼いでいる」と感じるかは、人それぞれです。

 

とはいえ、年収500万・月収40万…はひとつの目安になります。

年収500万・月収40万をめざす【年収1,000万円はきつい】

 

  • 年収 500万円
  • 月収 40万円

 

上記の水準の給料をもらうことができたら、歯科衛生士として稼いでいる…といってもよいでしょう。

 

しろたぬ
しろたぬ

一方で、よく「お金持ちの基準」にされる年収1,000万円。

歯科衛生士として年収1,000万円は不可能ではないですが、正直厳しいです。

 

逆に、年収 200万円・月収 20万円であれば、年収が低い…という状態です。

 

立ち位置を確認する【給料が安いのか、高いのか?】

 

年収500万円・月収40万円ときいて、「そんなの夢のまた夢」…と思っても大丈夫。

 

歯科衛生士の給料は、環境によって左右されます

 

  • 年齢
  • エリア
  • 経験
  • 働くジャンル

 

まずは今の自分がいくらもらっているのかをもう一度、しっかり確認してください。

 

いきなり年収500万円は遠すぎると感じる場合は、まずは年収400万円を目指しましょう

» 歯科衛生士が年収400万円もらうための方法と注意点

 

年齢で給料・年収はちがう

 

歯科衛生士の給料は、年齢でも変わります。歯科衛生士の年代別の平均年収は次のとおり。

 

✔︎ 歯科衛生士の年収 【年代別】

年齢(歳)20-2425-2930-3435-3940-4445-4950-5455-5960-64
平均年収(円)300万340万340万350万390万370万400万430万390万

 

年齢があがると徐々に給料が上がっていく傾向があります。

 

医院の方針・ジャンルで給料に差がでる

 

働く歯科医院の方針・ジャンルによっても、給料に差は出ます。

 

  • 公的な病院 or 街の歯医者
  • 自費メイン or 保険診療メイン
  • 一般歯科 or 矯正歯科 or 訪問歯科

 

どのような歯科医院で働くかで、受け取る給料に差が出てきます。

 

一般的に、公的な病院(国立や公立の一般病院)に比べて、街の歯医者の方が給料が安い傾向にあります。

 

» 病院勤務の歯科衛生士の仕事内容・年収を解説【デメリットあり

 

しろたぬ
しろたぬ

街の歯科医院の場合、「どれだけ自費診療があるか」も、歯科衛生士の給料に影響します。

基本的に、来院患者数が少ないと給料は安めです。

 

手取りと給料は違う

 

「手取り」と「給料」は似ていますが、違うものです。給料から税金・社会保険料を引かれたもの…が手取りです。

 

月収25万円の歯科衛生士の手取りは、19.8万円。

健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税…で毎月合計5.2万円、引かれます。

 

給料と手取りの差を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

 

» 給料25万円の歯科衛生士の手取りは19.8万円|手取りアップの方法も解説

 

年収は、「税金が引かれる前の額」で判断されることが多いです。

 

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ステップ ③:歯科衛生士の給料が上がらない5つの理由

科衛生士 給料 上がらない 安い 理由

 

歯科衛生士の給料が上がらない理由は、以下の5つです。

 

  • スキル不足
  • 歯科医院が教育熱心
  • 患者数が少ない
  • 福利厚生が充実していない
  • 院長がケチ

 

スキル不足

 

歯科衛生士としての経験が少ないうちは、給料がなかなか上がりません

 

歯科医院としても、戦力になるまでは給料を上げるわけにはいかない事情もあります。

 

  • 技術的なスキル
  • 患者さんと接するスキル
  • アポイントを調整するスキル

 

これらを地道に上げて、歯科医院の戦力になってこそ、給料が上がります。

 

歯科医院が教育熱心

 

教育熱心な歯科医院で働いていると、給料があがらないことがあります。教育にお金を使っているため、人件費が安くなる…場合も。

 

  • 院内研修が充実している
  • 外部のセミナーに参加できる
  • 学会に参加できる

 

こういった制度が整っている歯科医院は、給料が安めです。しかし、歯科衛生士としてスキルアップして、成長できるチャンスは多いです。

 

患者数が少ない

 

「患者数が少ない」はシンプルに給料が上がりません。なぜなら、病院自体の収益がすくないからです。

 

  • 評判が悪い
  • 立地が悪い
  • 院長に意欲がない

 

このような状態だと増患は難しいです。病院の経営状態に、給料は影響されます

 

しろたぬ
しろたぬ

ちなみに歯科医院は全国で7万件。年間で1,600件が廃業しています。

 

福利厚生が充実していない

 

福利厚生が充実していないと、実質的な手取りは減っていきます

 

福利厚生とは、歯科衛生士さんが歯科医院から得られる援助やサービスです。

 

以下のような福利厚生が整っている歯科医院ほど、実質の手取りは増えることになります。

 

  • 社会保険完備
  • 住宅費用
  • セミナー費用
  • 慶弔休暇制度
  • 退職金

 

同じ手取りをもらうなら、補償が手厚い方がいいですよね。

 

院長がケチ

 

院長がケチ…という理由も給料が上がらない理由のひとつです。なぜなら、払う気がないから…です。

 

  • 忘年会や新年会は基本割り勘
  • 年収が低いまま、何年も経っている
  • 勇気を持って給料交渉したけど、はぐらかされた
  • 結果を出しているはずなのにボーナスも昇給もない

 

上記のような事例も耳にします。院長の性格や人柄は、給料に影響します。

 

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ステップ ④:歯科衛生士が給料をあげる5つの方法

歯科衛生士 給料 上げる方法

 

給料が安い・上がらない…と悩んでいる歯科衛生士さんは多いはず。

 

歯科衛生士が給料を上げる方法は、以下の5つです。

 

  • 副業する
  • 転職する
  • ひとつの職場に長く在籍する
  • 資格を取得する
  • 東京で働く

 

さらなる詳細は 歯科衛生士が高収入を稼ぐための方法 で解説しているので、併せてご覧ください。

 

副業する

 

副業することで、収入をアップさせることができます。実際に、副業している歯科衛生士は増えてきました

 

副業は、おおきく次の3つのタイプに分類されます。

 

  • バイトの時間を増やす
  • 在宅で仕事する
  • 資産を運用する

 

副業に興味のある歯科衛生士さんは、以下の2つの記事を参考にしてください。

 

 

最近は、副業を認める歯科医院も増加中です。

 

転職する

 

給料を上げるために、転職は有効な選択肢のひとつです。いまよりも高条件の歯科医院で働けば、給料はあがります。

 

  • 年収500万以上
  • ボーナス3ヶ月分

 

上記のような条件の歯科医院も存在します。

 

歯科衛生士の有効求人倍率は20倍。1人の歯科衛生士に対して、20件の歯科医院が募集をだしている状況です。

 

高収入が期待できる歯科医院へ転職するチャンスはわりとあります。

 

まずは転職サイトを使って、働いているエリアの給料状況をチェックしてみましょう。

適切な転職サイトを利用する

 

変なサイトで情報収集すると、正しい情報を得られないだけでなく、転職したあとに「前の職場の方がよかった」…となることも。

 

そのため、実績のある転職サイトを利用することは重要です。

 

転職が不安な人は、転職サイトに所属する転職エージェントに相談するのがおすすめ。プロの視点でアドバイスしてくれます。

 

以下のサイトは、非公開求人の紹介・内部情報のリサーチ・書類添削・面接対策をサポートしてくれます。

 

給料や待遇の悩みを無料で相談できるので、転職するか迷っている人も一度利用してみて下さい。

 

しろたぬ
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適正給料も教えてくれます。

 

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ひとつの歯科医院に長く在籍する

 

ひとつの歯科院に長い間勤務することも、給料を上げるための有効な方法です。

 

給料は少しずつ昇給していくことが通例だからです。

交渉もあり

 

「交渉」は給料を上げるための有力な手段です。たった一言で、給料が上がることも。

 

✔︎ 交渉のコツ

  • ①:労働環境を把握する
  • ②:給料を相場と比較する
  • ③:根拠を提示する
  • ④:タイミングを見計らう
  • ⑤:主張する

 

具体的なやり方は、 歯科衛生士が給料交渉を成功させる5つのコツ【給料アップの例文あり】で解説しています。

 

資格を取得する

 

資格取得は、歯科衛生士の給料の上げる方法のひとつです。

 

歯科衛生士としてのスキルをアップすることで、給料を上げることができます。「資格手当」のある歯科医院も多いです。

 

✔︎ 歯科衛生士の資格の例

 

とはいえ資格を取得するには、時間がかかります(長いものだと3年ほど)。そのため、興味のある分野からチャレンジしましょう。

 

上記の資格以外にも 1日の受講などで簡単に取れる資格もあります。しかし、誰でも取れる資格にはあまり価値がありません

 

東京で働く

 

東京で働くと、高めの給料をもらいやすいです。地方に比べて平均給料が高いからです。

 

  • 東京:380万円
  • 東京以外の平均:350円

 

その分生活コストが上がるので、注意が必要です。

 

» 歯科衛生士の「東京での就職」を成功に導く転職サイト 3選

 

 

しろたぬ
しろたぬ

以上、給料を上げる5つの方法を紹介しました。

 

くわしくは 歯科衛生士が高収入を稼ぐための5つの方法 で解説しているので、ぜひご覧ください。

 

 

 

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ステップ ⑤:給料をあげるなら病院勤務

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  • 近隣の歯医者はみんな給料が安い
  • 何年働いても給料が上がらない
  • どこの開業医も一緒でしょ?

 

このように考えている歯科衛生士さんは、病院での勤務を検討してみて下さい。

 

✔︎ 病院の種類

国立病院・公立(市区町村)病院・社会保険関係の病院・大学病院・総合病院

 

具体的には、〜県立病院・〜市民病院・〜市立医療センターなどの名称で、市町村に1つ2つ必ずあります。

 

病院勤務の歯科衛生士の給料は高めの傾向があります。住んでいるエリアでチェックしてみてください。

 

病院で働く歯科衛生士の給料

 

病院で働く歯科衛生士の平均年収は約450万円

 

一般歯科と比べても、かなりの高待遇です。

 

一般病院(国立)一般病院(法人)歯科医院
450万円380万円300万円

参照 » 歯科衛生士の勤務実態調査報告書

 

病院は勤務条件に恵まれているため、辞める人も少ないです。

 

募集がでても、早めになくなってしまいます。

 

病院は福利厚生も充実している

 

病院は福利厚生も充実しています。公的な機関なので、法令遵守が大前提だからです。

 

  • 有給
  • 育休・産休
  • 退職金
  • 社会保険

 

求人を見るとわかりますが、こういった福利厚生は完璧に整っているので安心です。

 

稼ぎたいだけでなく「保証も充実させたい」…という歯科衛生士さんは、ぜひ病院の求人をチェックしてみてください

 

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以下の記事では、病院勤務の歯科衛生士の仕事内容・年収・デメリット をくわしく解説しています。

 

 

 

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ステップ ⑥:歯科衛生士が高い給料をもらうためのコツ

歯科衛生士 高い給料 もらう コツ

 

歯科衛生士さんが高い給料をもらうためのコツを紹介します。

時間単価で考える

 

稼ぎたい…と思うときに注意しなければいけないのは「時間単価」です。

 

「1時間あたりの単価」つまり「時給」で考えると平均以下…というパターンがあるからです。

 

実例として、つぎのAさんとBさんの例を比較してみましょう。

 

  • Aさん:1日10時間 × 20日出勤
  • Bさん:1日8時間 × 20日出勤

 

AさんはBさんよりも、1日2時間、1ヶ月にすると40時間も労働時間がちがいます。

 

この例がどちらも「月収30万円」だとして時給換算すると、

 

  • Aさん:時給1,500円
  • Bさん:時給1,875円

 

…と、時給にして300円以上の差になります。

 

大きく違いますよね。

 

単純に働く時間が長くなれば、月収は高くなります。

 

しろたぬ
しろたぬ

効率良く稼ぐためには、「時給」に換算して考えましょう。

 

転職サイトは複数に登録する

 

これもあまり知られていませんが、転職サイトを利用するときは複数登録がおすすめ。

 

転職サイトはそれぞれに独自のネットワークがあります。

 

  • 良質な求人の見逃しを減らせる
  • 非公開の求人情報を確認できる
  • 相性のよいエージェントと出会える

 

同じ求人でもサイトごとに給料が違うことも。

 

さらに転職サイトはそれぞれ独自の強みを持っています。自分にあった転職サイトを探すことで、圧倒的に有利に転職活動を進めることができます

 

  • 給料の交渉を代行
  • 希望条件の求人のみをメール送信
  • 院長の人柄や院内の雰囲気をリサーチ
  • 履歴書や志望動機の添削
  • 面接のアドバイスと同行

 

効率的に転職活動したい自分にあった歯科医院に就職したい。本気度の高い歯科衛生士さんは、複数のサイトを利用しましょう。

 

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とくにデンタルワーカーは年間転職成功者3万人を誇る転職サイト

 

しろたぬ
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求人紹介だけでなく、給与交渉・履歴書の添削・面接の同行までサポートしてくれるのは、他の転職サイトにはない強みです。

 

強引に転職をすすめられることもないので、転職に迷っている歯科衛生士さんでも無料相談できます。

 

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転職サイトの求人情報にダマされない

 

とはいえ、転職サイトに騙されないように注意してください。

 

転職サイトを見ていると、よく目に付く求人や、魅力的に見える求人が目に飛び込んできます。しかし、転職サイトは歯科医院からお金をもらって運営しています。

 

広告を上位出すことができたり、何度も表示させたりすることができる場合も。

 

そのため、転職サイトで「人気の求人」が「自分にマッチする職場」とは限りません。

 

しろたぬ
しろたぬ

転職エージェントの言いなりになってはいけません。自分で「しっかりと軸を決め、条件を絞って検索する」ことが重要です。

 

 

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ステップ ⑦:稼ぐことがすべて…ではない

歯科衛生士 稼ぐこと 以外 健康

 

お金は生活する上で必要なものですが、稼ぐことはすべてではありません。

 

何よりも大切なことは、「心と身体の健康」です。

 

心と身体の健康はなにより大事

 

歯科衛生士として働く上で、1番大切なことは心と身体の健康です。

 

心と身体を壊してしまうと、高い給料をもらえないどころか、働けなくなって給料がゼロにある可能性もあります。

 

  • うつ病
  • 適応障害
  • メニエール病

 

無理をした結果、しばらく働けなくなった歯科衛生士さんもいます。

 

健康で働ける状態は死守するようににしてください。

 

歯科衛生士の悩み第1位は「人間関係」

 

心の健康につながる話ですが、歯科衛生士の職場での悩み第1位は人間関係

 

仕事する環境は、本当に大事です。人間関係がわるければ、給料が高くても長続きしません

 

しろたぬ
しろたぬ

ちなみに第2位は仕事内容の不満、第3位は給料など待遇への不満です。

 

歯科衛生士が人間関係のよい歯科医院をみつける方法 はこちらの記事を参考にしてください ▼

 

 

くりかえしですが、歯科衛生士は「心と身体」が基本です。

 

のんびりした歯科医院を探すのは選択肢のひとつ

 

歯科衛生士さんの中には「ガツガツ働くのが無理」という人もいます。

 

そのような歯科衛生士さんはのんびりした歯科医院を探してみましょう

 

  • 患者数が少ない(1日16人以下)
  • 借金がない
  • 院長が穏やか

 

この状況の歯科医院だとその確率は大きく高まります。

 

のんびりした歯科医院で働きたい…という歯科衛生士さんは以下の記事で詳しく解説しています。

 

 

歯科衛生士の給料:今後の見通し

 

歯科衛生士の給料は、今後も比較的安定している…と考えられます。

 

理由は以下のとおり。

 

  • 国家資格を持つ専門職である
  • 過去20年ほど、平均収入に大きな変動がない
  • 歯科医院以外にも病院や行政、企業などにも需要がある
  • 高齢化により、介護施設や高齢者へのニーズが増えている

 

特に、これからの日本は超高齢社会。すでに日本人の約30%は高齢者です。

 

このことから、訪問歯科の分野で歯科衛生士の需要は増えると予想されています。

 

»初めてでも安心】訪問歯科での歯科衛生士の仕事・役割を歯医者が解説

将来の変化にも強い

 

歯科衛生士のような国家資格は、将来のライフスタイルの変化にも対応しやすいです。

 

  • 結婚
  • 子育て
  • 介護
  • 引っ越し

 

ブランクからの復帰もしやすいのも特徴。産休などの制度が充実した歯科医院で働く…ということも比較的容易です。

 

ブランクに不安を感じる歯科衛生士さんはこちらの記事をどうぞ ▼

 

 

歯科衛生士以外の仕事もあり

 

歯科衛生士は全国に約30万人。そのうち、歯科衛生士として働いている人数は約13万人です。

 

つまり、半分以上が歯科衛生士として働いていない…ことになります。

 

他の仕事をしていたり、子育て中で働いていない人、嫌な思いをして復帰を躊躇っている人も。

 

実際に、下記のような勤務経験がある歯科衛生士さんもいます。

 

  • ケアマネージャー
  • 介護職員
  • ケーキ屋さん
  • パン屋さん

 

特殊な例としては、ブログやSNSで収入を得ている歯科衛生士さんも。

 

しろたぬ
しろたぬ

稼ぐ手段は歯科衛生士だけではありません。

 

 

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給料をあげるために行動しましょう

歯科衛生士 給料 上げる まとめ

 

今回は歯科衛生士が安い給料を上げる7つの手順を解説しました。

 

 

給料を上げる方法を知ることは大切ですが、行動することはさらに重要です。

 

✔︎ 歯科衛生士の給料を上げる5つの方法

  • 副業する
  • 転職する
  • ひとつの職場に長く在籍する
  • 資格を取得する
  • 東京で働く

 

できることからトライしてみてください。

 

小さな行動が、ステキな未来を引き寄せることになります!

 

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