歯科衛生士の給料相場について調べたことがありますか?インターネットなどの情報で「月給25万円くらい?」と感じている方も多いはず。
厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、歯科衛生士の平均給料は27.8万円です。
とはいえ、年齢や都道府県など色々な要因によって差があります。
✔︎ この記事を書いたひと
この記事では、歯科衛生士の給料相場を「年齢別」「地域別」などにわけて詳しく解説します。
✔︎ 読み飛ばしガイド
給料をあげる方法も解説するので、「今の給料は適正?」「もう少し月給を上げたい」と感じる歯科衛生士さんはぜひご覧ください。
■ もくじ
【平均】歯科衛生士の給料相場は27.8万円
歯科衛生士の平均の給料相場は、次の通りです。
月給 | 278,000円(ボーナス別) |
手取り | 220,000円 |
時給 | 1,426円 |
ボーナス(賞与) | 29〜52万円 |
年収 | 368万円 |
平均労働時間 | 169時間 / 月 |
(賃金構造基本統計調査と転職サイトの求人情報から算出)
月給の内訳
歯科衛生士の給与の内訳は、主につぎのものから構成されています。
- 基本給
- 手当(通勤手当・住宅手当・皆勤手当・資格手当など)
- 残業代(時間外手当)
月給は、「基本給+手当」がベースで、状況によって残業代が加わります。
月給から社会保険料・税金が引かれて、手取りは75〜85%です。
✔︎ 月給25万の歯科衛生士の明細
収入 | 引かれるもの |
基本給 240,000円 | 健康保険 14,000円 |
通勤手当 5,000円 | 厚生年金 23,000円 |
皆勤手当 5,000円 | 雇用保険 1,250円 |
残業代 0円 | 所得税 5,000円 |
手取り:197,750円 | 住民税 9,000円 |
給料アップしたい歯科衛生士さんへ »【保存版】歯科衛生士で勝ち組になる7つの方法|稼ぐには〇〇すべし!
衛生士|年齢別・年代別の給料相場
年齢別の給料相場は以下の通りです。
年齢 | 21~24歳 | 25~29歳 | 30~34歳 | 35~39歳 | 40~44歳 | 45~49歳 | 50~54歳 | 55~59歳 |
月給 (ボーナス含) | 25万円 | 27.5万円 | 28.3万円 | 29.1万円 | 32.5万円 | 30.8万円 | 33.3万円 | 35.8万円 |
年収 | 300万円 | 330万円 | 340万円 | 350万円 | 390万円 | 370万円 | 400万円 | 430万円 |
基本的に、年齢が上がるにつれて給料は高くなる傾向にあります。
20代 歯科衛生士の平均給料
20代では、前半と後半で差があります。
- 20〜24歳:月収 25万円
- 25〜29歳:月収 28万円
年収にすると、つぎの通り。
- 20〜24歳: 平均年収 300万円
- 25〜29歳: 平均年収 340万円
20代の歯科衛生士の給料は、後半に伸びる傾向があります。
詳細はこちらの記事をご覧ください ▼
30代 歯科衛生士の平均給料
30代歯科衛生士の平均年収は、以下の通りです。
- 30代前半:月収で28万円
- 30代後半:月収で29万円
年収にするとつぎの通りです。
- 30〜34歳: 平均年収 340万円
- 35〜39歳: 平均年収 350万円
20代に比べると、30代の前半と後半で大きな差はありません。
とはいえ、結婚・出産…などによるブランク、スキル…によって個人差が生まれます。詳しい解説はこちらをご覧ください。
40代 歯科衛生士の平均給料
40代歯科衛生士の平均年月収は、つぎの通りです。
- 40代前半:月収で32万円
- 40代後半:月収で31万円
年収になおすと以下のようになります。
- 40〜44歳: 平均年収 390万円
- 45〜49歳: 平均年収 370万円
30代と同じで、ブランクや経験年数によって幅があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
50代 歯科衛生士の平均給料
50代歯科衛生士の平均月収は、以下の通りです。
- 50代前半:月収で33万円
- 50代後半:月収で35万円
50代歯科衛生士の年収はつぎの通り。
- 50〜54歳: 平均年収 400万円
- 55〜59歳: 平均年収 430万円
年齢とともに給料はあがりますが、一方で再就職は難しくなってくる年齢…でもあります。
具体的にはこちらで解説しています。
60代以降の歯科衛生士の平均年収
60歳以降の歯科衛生士の平均月収と年収は、以下の通りです。
- 月収 32万円
- 年収 390万円
とはいえ60代以降は、体力的な衰えからパートで働いたり、引退する人もいます。
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年数による給料相場
歯科衛生士になってからの年数も給料に影響します。
✔︎ 歯科衛生士の年数のよる給料相場
- 初任給 22.0万円
- 3年目 23.0万円
- 5年目 24.8万円
- 7年目 25.0万円
- 10年目 27.0万円
年数がたてば、給料は微増する傾向があります。
とはいえ、ブランクがあったり、他の仕事をしている場合もあるので個人差はあります。
年数での給料相場は、歯科衛生士の10年目の給料はどれくらい? をご覧ください。
新卒 歯科衛生士の平均給料
新卒の歯科衛生士は、月収で22万円(ボーナス込みで25万円)。年収で300万円のイメージです。
詳しくはこちらで解説しています。
給料相場は都道府県やエリアごとに違う
歯科衛生士の給料は、地域・都道府県によって差があります。
都道府県別 ベスト3・ワースト3
歯科衛生士の給料の高い県ベスト3は「東京・神奈川・大阪」。逆に、給料の低い県ワースト3は「宮崎・青森・島根」です。
順位 | 都道府県 | 月給 | 時給 | 順位 | 都道府県 | 月給 | 時給 |
38 | 沖縄県 | 23.9万円 | 1,340円 | 43 | 徳島県 | 23.2万円 | 1,302円 |
39 | 山形県 | 27.5万円 | 1,340円 | 44 | 鳥取県 | 23.1万円 | 1,301円 |
40 | 岩手県 | 23.7万円 | 1,327円 | 45 | 島根県 | 22.7万円 | 1,235円 |
41 | 長崎県 | 23.4万円 | 1,318円 | 46 | 青森県 | 22.5万円 | 1,224円 |
42 | 鹿児島県 | 23.4万円 | 1,311円 | 47 | 宮崎県 | 22.2万円 | 1,221円 |
(引用 » 賃金構造基本統計調査・各都道府県求人情報)
1位の東京と47位の宮崎では、年収で100万円以上ちがいます。
都道府県別の給料の詳細は、歯科衛生士の給料の高い県・低い県|都道府県別ランキング をご覧ください。
地域別|エリアごとの平均年収
地域別の平均年収は、次のとおりです。
北海道 | 東北 | 関東 | 東海 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 |
310万円 | 320万円 | 360万円 | 350万円 | 360万円 | 310万円 | 310万円 | 310万円 |
関東や関西のようなエリアの平均年収は高く、特に東京・神奈川といった首都圏では高年収の傾向にあります。
一方で、東北・九州・中国・四国エリアの歯科衛生士の給料は低くなりがち。
地方は平均年収が低くなりがちですが、物価や生活コストが安い…といった特徴もあります。
自分に合わせた精密な給料相場を知るには、転職エージェントの情報が1番リアル。
興味のある人は、エージェントを利用してみてください。
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高収入を得られる職場の特長
歯科衛生士は経験年数に差があっても、給料に大きな差が生まれないのが特徴です。
- 経験を加算してくれる
- 病院の規模が大きい
- 自費が多い
- 人手が足りていない
より高い収入を目指す場合の方法について解説します。
経験を加算してくれる
経験を考慮してくれる歯科医院では、高収入を得やすい傾向にあります。
✔︎ 経験が考慮されやすい職場
- 行政
- 総合病院・大学病院
- 規模の大きい医療法人
歯科衛生士の給料はある程度経験を重ねても、横ばいで推移する特徴があります。

しかし、経験年数が何年もちがうと、スキルや出来る業務の幅も差があります。
転職を検討する場合には、歯科衛生士としての経験を評価し、給料に反映してくれるところを選ぶのがおすすめです。
歯科衛生士の給料の高い職場ランキング で、「給料の高い職場」と「高収入の職場に就職する方法」を解説しています。
病院の規模が大きい
小さな歯科医院よりも、大規模の歯科医院ほど給料が高くなる傾向があります。
- 手当の額も高く設定されている
- 人事評価制度が整備されている
- 昇給制度が整備されている
規模が大きい医院は小規模の歯科医院に比べて、給料が安定している・福利厚生が充実している…メリットもあります。
一方で「待遇が画一的」「個人の裁量はほぼない」「求人数が少ない」といったデメリットもあります。
自費が多い
自費が多い歯科医院は、高収入を目指せます。
- 美容
- 審美
- インプラント
- 矯正
歩合給(インセンティブ)が発生する場合が多く、個人の頑張りがダイレクトに給料につながります。
人手が足りていない
人手が足りていない歯科医院は、相場よりも高い給料で募集を出すことがあります。
- 患者数が増えた
- スタッフが急にやめた
上記の理由以外にも「スタッフが定着しないブラックな職場」も存在するケースも。
ブラックな歯科医院は、中で頑張って働いている人の給料は上がりにくいです。
「求人が出続けていないか」はチェックしましょう。
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歯科衛生士が給料アップする方法
歯科衛生士が給料アップする方法は、以下の通りです。
- ①:給料の高い歯科医院で働く
- ②:資格をとる
- ③:総合病院・大学病院に勤務する
- ④:副業する
- ⑤:他業種に転職する
- ⑥:東京で働く
- ⑦:交渉する
人によって環境が違うので、まずはできることから「やってみる」のが重要です。
稼ぐ方法は、【保存版】歯科衛生士で勝ち組になる7つの方法|稼ぐには〇〇すべし! をご覧ください。
とくに「給料の高い職場への転職」は、タイミングさえ合えば有効な方法です。
✔︎ 歯科衛生士が高い給料をもらえる職場 ベスト5
- 1位:一般企業
- 2位:行政(役所・保健所・公立病院)
- 3位:歯科衛生士養成機関
- 4位:総合病院・大学病院
- 5位:大型の医療法人
(引用:歯科衛生士の勤務実態調査 報告書)
給料が高い職場の求人は募集が少なく、でてもあっという間になくなってしまうので、定期的なチェックが必要です。
具体的な内容や効率的な就職方法は、【稼ぐならココ】歯科衛生士の給料の高い職場ランキング を参考にしてください。
給料は高くても警戒が必要
給料相場を調べるとき、高すぎても警戒しなくてはいけません。
ブラックな職場環境の可能性があるからです。

院長の性格・スタッフの人間関係・労働条件を同時にリサーチするのが重要です。
年収分布【1000万円は可能?】
歯科衛生士の35.3%が、年収300万〜400万です。
一方で、年収500万円以上の歯科衛生士も13.3%います。とはいえ、1000万円は、歯科衛生士業務だけではかなり厳しいです。
高年収を得る方法を年収別にまとめましたので、興味のある人はご覧ください。
✔︎ 歯科衛生士の年収目標
自分の給料相場を知るなら転職サイトの利用がおすすめ【適正給与】
歯科衛生士の給料は、同じ県内でも市町村によってちがったり、勤める歯科医院の規模、年齢・勤続年数によっても差がでます。
くわしい給料相場をしるには、転職サイトの利用がおすすめです。
✔︎ 転職サイトの利用がおすすめな理由
- エリアごとの給料相場がわかる
- 転職のプロが適正給与を教えてくれる
- 一般には公開されていない求人が閲覧できる
希望する条件で転職サイトの求人情報をみると、給料の相場を知ることができます。
更に専任のエージェントが希望条件をしっかりヒヤリングして、最適な求人を提案してくれます。
ほかにも、以下のようなサポートを受けられるのは転職サイトならではのメリットです。
- 面接対策・書類添削
- 給料の交渉
- 転職の悩み相談など

一人で転職活動をする場合は、希望に合った求人を見つけることが難しかったり、条件の交渉をしたりすることが難しいです。
ぜひ、転職サイトを活用して、満足の待遇の職場をみつけましょう。
給料アップのために活用したい転職サイト
これまでの見出しであげたようなポイントを踏まえて、転職したい意向があれば、おすすめできる転職サイトを紹介していきます。
求人の量と質なら「デンタルワーカー」
✔︎ デンタルワーカーの特徴
- 高給与の求人数が12,000件
- 給与交渉を代行してくれる
- 職場の雰囲気をリサーチできる
デンタルワーカーは衛生士専門の転職サイトとして、年間3万人の転職実績を誇ります。
希望者には、エージェントが面接同行してくれるのは、他の転職サイトにはない強みです。

エージェントとの連絡はメールで出来るので、すきま時間を活用した就活が可能です。
満足の給料をもらいつつ、快適な職場で働きたい方に1番おすすめの転職サイトです。
デンタルワーカーの口コミ・評判を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
» 口コミ・評判|デンタルワーカーを徹底レビュー【歯科衛生士が転職成功する近道】
利用者満足度の高い「ファーストナビ」
✔︎ ファーストナビの特徴
- 4人に1人の歯科衛生士が利用
- 院長の人柄が事前にわかる
- 地域専任のエージェントが徹底支援
2004年の創設以来、歯科衛生士の25%が活用している歯科衛生士に特化した転職サイト。
利用者数も利用者満足度も、非常に高いのがポイントです。
求人の質も非常に高く、サービス全体のクオリティが高いことが魅力です。
専門知識を活かした適格なアドバイスを行ってくれるため、好条件で働きたい方におすすめです。
ファーストナビの口コミ・評判の詳細を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
» ファーストナビ歯科衛生士を徹底レビュー【人間関係◎の職場がみつかる】
マイペースで就活できる「歯科転職ナビ」
✔︎ 歯科転職ナビの特徴
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歯科転職ナビは、利用者の満足度 98.2%の転職サイト。
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歯科転職ナビの口コミ・評判を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
» 顧客満足度No.1!歯科転職ナビの評判・口コミを徹底検証
給料相場に関する補足【手取りは?ボーナスは?平均勤続年数は】
歯科衛生士の給料相場に関する補足を解説していきます。
手取りを理解する
手取りとは、基本給・各種手当を合計した「総支給額(額面)」から、社会保険料や税金などを合計した「控除額」を差し引いたものです。

手取りは「差引支給額」とも呼ばれ、実際に振り込まれる額です。
給料25万円の歯科衛生士の手取りは、約19.8万円。
家族や副収入などの有無によって個人差はありますが、給料の75〜85%が手取りになります。
参考 » 給料25万円の歯科衛生士の手取りは19.8万円|手取りアップの方法も解説
ボーナスは平均40万円
歯科衛生士のボーナスは、年間40万円が平均です。とはいえ、29〜53万円と幅があります。
- 4割の歯科医院が「年間で月給2ヶ月分」
- 3割の歯科医院が「年間で月給3ヶ月分」
ボーナスはない分、基本給が高い歯科医院もあります。月割りでボーナスを支給している歯科医院もあります。
給料と年収で判断することが重要です。
ボーナスに関しての詳細は、【少ない…】歯科衛生士のボーナスの「どのくらい?」「いつ?」を徹底解説 をご覧ください。
中央値で考える
実態を知るなら、中央値を知ることは重要です。中央値を知ると、実態に近い値を予測することができます。
中央値とは「データを大きい順から小さい順に並べた時の、ちょうど真ん中の値」です。
歯科衛生士の平均月収は27万円ですが、中央値は「24万円」。

大きな医療法人や公的な病院で働いている少数の歯科衛生士が平均値を大きくあげています。
歯科衛生士の80%は、一般の歯科医院に勤めています。
つまり歯科衛生士の年収は、中央値の値である「月収24万円」が実態に近いです。
歯科衛生士の生涯年収
「月収27万円で43年働いたケース」で、歯科衛生士の生涯年収は、1.6億円です。
日本の労働者の生涯年収は2億1,000万円なので、5,000万円ほど低い計算になります。
平均勤続年数
歯科衛生士の平均勤続年数は「6.6年」。日本全体の平均勤続年数は12.4年なので、かなり短めです。
25%の衛生士が勤務年数が5~10年なのに対して、5年未満での離職が23%あります。
✔︎ 勤続年数が短めの理由
- 歯科衛生士は女性が多いため、結婚出産などでブランクが生じやすい
- 少ない人数で働くことが多いため、人間関係のトラブルが起きやすい
結果、勤続年数が短めになると考えられます。
とはいえ国家資格なので、いつでも復帰できるつよみがあります。
給料の差|衛生士と歯科助手
歯科衛生士は平均月給27万円に対して、正社員の歯科助手の平均月収が19万円。
年収にすると、歯科衛生士が368万円に対して、歯科助手は300万円と70万円近い差があります。
歯科衛生士の給料の今後
歯科衛生士の給料は上がると予測されます。歯科衛生士は必要とされているからです。
- 歯への意識が高まっている
- 高齢化社会で口腔ケアが必要
- 歯科衛生士がいると算定できる加算がある
実際に、歯科衛生士の有効求人倍率は20倍。

1人の歯科衛生士を20件の歯科医院が取り合っている状況です。
安く使われないためにも、定期的に給料相場をチェックするのは大切です。
就職のタイミングで給料は変わる
就職のタイミングによって、給料が変わることがあります。
5月と9月は衛生士の転職に有利といわれます。
【もしかして、私の年収低い?】適正な年収で働きましょう
今回は歯科衛生士の給料相場を紹介しました。
✔︎ 歯科衛生士の給料相場
月給 | 278,000円(ボーナス別) |
手取り | 220,000円 |
時給 | 1,426円 |
ボーナス(賞与) | 29〜52万円 |
年収 | 368万円 |
平均労働時間 | 169時間 / 月 |
(賃金構造基本統計調査 と転職サイトの求人情報から算出)
給料の話はデリケートな問題なので、本当の情報がわかりにくいことも多いですよね。
とはいえ何も知らないと、安い給料で働いて年間で数十万円も損している例も。賢く将来設計するためにも、「給料相場」を把握しておくことは重要です。
給料相場を把握して、満足な職場環境を考えてみてください。
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