- 40代だけど、歯科衛生士として復職を考えている
- ブランクからの復職に不安がある
- 安心して復職したい
ブランクから復職しようとした40代の歯科衛生士が「昔の知識しかないし、技術も不安」「若い人とうまくやれるかな」と不安になるケースは多いです。
この記事では、40代歯科衛生士に復職をオススメする理由・復職のコツ・失敗例…をまとめて解説します。
✔︎ この記事を書いたひと
この記事を読むと、ブランクからの復職に不安がある40代歯科衛生士さんが安心して復職する方法がわかります。
✔︎ 復職をオススメする5つの理由
■ もくじ
【ブランク明け】40代歯科衛生士に復職をオススメする5つの理由
理由はつぎのとおりです。
- ニーズが高い
- 給料がよい
- 歯科業界はブランクに偏見が少ない
- 患者さんの役に立てる
- 自分のためになる
ニーズが高い
歯科衛生士のニーズは高いです。事実、歯科衛生士の有効求人倍率は20倍。
ブランクがある40代歯科衛生士さんもバリバリ求められています。求人をみるとわかりますが、「年齢問わず」「ブランク可」…の歯科医院は多いです。
給料がよい
歯科衛生士の給料は比較的よいです。
歯科衛生士の平均年収は386万円。パートの平均時給も1,400〜1,500円です。
✔︎ 歯科衛生士 年齢別の平均年収
21~24歳 | 25~29歳 | 30~34歳 | 35~39歳 | 40~44歳 | 45~49歳 | 50~54歳 | 55~59歳 |
300万円 | 330万円 | 340万円 | 350万円 | 390万円 | 370万円 | 400万円 | 430万円 |
地域や経験によりますが、女性の平均年収(293万円)よりも年収ベースで80万円ほど多くもらえます。
歯科業界はブランクに偏見が少ない
歯科業界は「ブランク」が多い業界です。ライフイベントによる歯科衛生士の退職・休職・転職は当たり前だからです。
- 結婚、出産
- 転勤
- 介護
ブランクに理解のある歯科医院は多いので、ブランクに偏見のない環境で働ける可能性が高いです。
患者さんの役に立てる
歯科衛生士は人の役に立てる仕事。歯の健康を守る仕事なので、患者さんから感謝されます。
歯科衛生士は、患者さん(お金を払う側)から「ありがとう」と言われる数少ない仕事です。
自分のためになる
歯に対する知識と経験が増えるので、自分の歯の健康を守ることができます。
歯のトラブルがあってもすぐに診てもらえるメリットも。
»【ブランク20年でも安心】歯科衛生士が復帰に成功するシンプルな方法
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40代歯科衛生士がブランクから復職するコツ
40代歯科衛生士がブランクから復職するとき、ちょっとしたコツで快適に復帰できます。
- 気楽に考えてOK
- 技術的な不安を払拭する
- 教育制度の整った歯科医院を探す
- 自分に合った歯科医院を徹底的に探す
- 訪問歯科はオススメ
気楽に考えてOK
ブランクからの復帰は気楽に考えて大丈夫です。
子育てなど家庭の事情がひと段落して、40代でブランクから復帰する歯科衛生士はたくさんいます。
たしかに、働く環境によっては大変なシーンもあります。
- 若い人についていけるかな
- 昔の知識しかない
- 技術も不安
- 道具も知らない
上記のような不安は抱えがちですが、働き出してみると「全然大丈夫」と感じることができます。勇気を持ってチャレンジしましょう。
技術的な不安を払拭する
復職への不安を少しでも取り除くためには、技術的な不安を払拭しておくのもオススメです。
- 復職支援セミナーを受講する
- 本で勉強する
- 教育制度の整った歯科医院で働く
復職セミナーを受講する
ブランク明けの歯科衛生士のために復職支援・再就職支援があります。リワーク…とも呼ばれたりします。
- 何から始めたらよいかわからない
- 新しい技術や道具がわからない
ブランクからの復職に不安な歯科衛生士さん向けて、イチから教えてくれます。
代表的なものはつぎの3つです。
歯科医師会が開催しているものは無料の場合が多いので、活用してください(都道府県によっては非開催)。

東京医科歯科大学の講習は4ヶ月のプログラムで1万円、リワークDHは2万円〜とコストがかかります。
本で勉強する
本で勉強しておくのはおすすめです。コスパよく、知識を学べます。
「ドリル式歯科衛生士臨床のBASIC of BASIC 52」は臨床現場で最低限抑えておきたいポイントをまとめた本。
実践的な知識を効率的に学べます。ブランクがあって不安な歯科衛生士や、経験の浅い歯科衛生士には有益な一冊です。
SNSでも学べますが、情報元をしっかり確認してください。すべて鵜呑みにするのは危険です。
教育制度の整った歯科医院を探す
教育制度の整った歯科医院で探すことは大切です。教育制度が整っていると、つぎの2つが期待できます。
- 実践的な技術を直接学べる
- コストがかからない
技術的な不安を払拭する1番の方法は、実際に経験することです。
教育制度の整った歯科医院で探し方は、次章の「自分に合った歯科医院を徹底的に探す」で解説します。
自分に合った歯科医院を徹底的に探す
自分に合った歯科医院をみつけるのは重要です。自分に合った環境でこそ、復帰後も安心して働くことができます。
自分に合った歯科医院をみつけるには、以下の流れが大切です。
- 希望の条件をしっかり決める
- 適切な転職サイトで求人を探す
希望の条件を決める
希望の条件は「復職の軸」になるので、しっかり決めておきましょう。
- 働く日数(正社員 o rパート)
- 勤務時間
- エリア
- 希望給料
正社員でもパートでも、雇用形態にかかわらず復帰可能な歯科医院は多いです。
適切な転職サイトで求人を探す
適切な転職サイトで求人をチェックします。
- ブランクOKの求人数が多い
- エージェントが有能
- 細かい条件で検索できる
- アフターフォローがある
逆に、適当な転職サイトを使って、上位に出てきた求人になんとなく応募してはいけません。
実績のある転職サイトを使いましょう。
✔︎ 【ブランクからの復帰】おすすめの転職サイト
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とくにデンタルワーカーは、年間転職成功者3万人を誇る転職サイト。

求人紹介だけでなく、給与交渉・履歴書の添削・面接の同行までサポートしてくれるのは、他の転職サイトにはない強みです。
強引に転職をすすめられることもないので、転職に不安のある歯科衛生士さんにぴったりの転職サイトです。
転職エージェントはおすすめ
転職が不安なひとは、転職エージェントに依頼するのがおすすめです。
- 一般には公開されない求人の紹介
- 院長の人柄・職員の性格をリサーチ
- 給与や雇用条件の交渉
- 見学や面接のアドバイス・日程調整
- 転職に関する悩み相談
上記の内容を無料でサポートしてくれるので、つよい味方になります。
とくに、歯科歯科衛生士の退職理由第1位は人間関係。 「職場の人間関係」のリサーチはやっておいて損はありません。
訪問歯科はかなりオススメ
ブランクからの復職を考える歯科衛生士には、訪問歯科もおすすめです。
- 高齢化に伴い、患者数が多い
- 40代〜の歯科衛生士が多く働いている
- メインの診療内容は口腔ケア
- 介護の知識を学べる
一般歯科とは違いますが、ほとんどが初心者として復職してバリバリ働いています。興味ある人は検討してみてください。
» 初めてでも安心|訪問歯科での歯科衛生士の仕事・役割を歯医者が解説します
ブランク明けの歯科衛生士の失敗例
ブランクからの復職に失敗した例を紹介します。
前の職場を基準にしすぎる
- 前の職場では〇〇だった
- 今までのやり方と違う
- あの道具がないとできない
歯科医院ごとにやり方が違います。そのため、前の基準をあてはめようとすると嫌われます。
結果このような歯科衛生士さんは、居心地が悪くなり退職してしまう確率が高いです。

周りに合わせることは大切です。
人間関係の合わない職場に就職
- 院長がパワハラ気質
- お局歯科衛生士が意地悪
- スタッフとの相性が悪すぎる
給料だけで職場を選んでしまうと、人間関係が最悪な歯科医院に就職して後悔することも。
» 職場が若い人ばかり…と悩む歯科衛生士さんへ【人間関係がすべて】
転職エージェントを利用して「何人も退職している」「ずっと募集が出ている」といった情報をしっかりリサーチしましょう。
迷って行動しなかった
誰でも迷うことはあります。しかし、迷って行動しないと時間だけがすぎていきます。

時間がもったいないだけでなく体力的にキツくなったり、復職の条件が悪くなる場合も。
50代になると転職は厳しくなる場合もあるので、勇気を持って行動しましょう。
進歩がない
- わからない
- できない
いつまでも「わからない」「できない」では仕事になりません。
ブランク明けで何もわからないのは仕方ないです。少しずつ努力して、歯科医院に貢献できるようになりましょう。
»【ブランク20年でも安心】歯科衛生士が復帰に成功するシンプルな方法
復職をすすめない歯科衛生士もいる
復職をオススメしない歯科衛生士もいます。
- 歯科衛生士の仕事がキライすぎる
- 他にやりたいことがある
歯科衛生士の仕事がキライ
何かのきっかけで歯科衛生士の仕事が心底キライなら、復職はオススメしません。仕事するだけでストレスになってしまいます。
とはいえ、嫌いになってから時間が経っているならやってみる価値はあります。
他の仕事をやって、歯科衛生士の方がマシと感じるパターンも。

歯科衛生士免許は一生使えるので、好きなときに復帰してみましょう。
他にやりたいことがある
他にやりたいことがあるなら、歯科衛生士としての復職はオススメしません。
実際に、歯科衛生士の免許はあるけれど、他の仕事をしている人もいます。
やりたいこと・好きなことをやるのは人生を豊かにします。
40代歯科衛生士|復職の道は明るい
40代歯科衛生士の復職は、有利な点も多いです。
ブランクOKの歯科医院は多い
「ブランク OK」 の歯科医院は数多く存在します。実際に、大手の転職サイトで「ブランク可」で検索すると9,727件の求人がヒットします。
歯科医院は全国に7万件なので、10件に1件は「ブランク可」の歯科医院です。
✔︎ 歯科衛生士む転職サイトの検索画面
ブランク明けの歯科衛生士さんは求められています。20年ぶりに復帰した歯科衛生士さんが活躍している職場も、たくさんみてきました。
»【ブランク20年でも安心】歯科衛生士が復帰に成功するシンプルな方法
キャリアアップが可能
ブランク明けでもキャリアアップが可能です。
- 資格を取る
- スキマ時間で副業する
向上心のある歯科衛生士さんにとって、ブランクや年齢は関係ありません。
資格を取る
歯科衛生士には、色々な資格があります。
✔︎ 歯科衛生士の資格の例
資格取得までには1年以上の時間(長いと3年ほど)がかかります。そのわりに、給料には反映しにくい…というデメリットも。

資格はスキル向上の証です。
興味があるものからじっくり取り掛かるのがオススメです。
スキマ時間で副業する
復帰のときの働き方次第で、副業を行うことができます。
- 歯科衛生士の掛け持ち
- 他の職種でパート
- ブログ・SNSで情報発信
- 資産運用
ひとつの歯科医院以外から収入があるのは、安心材料につながります。
40代の歯科衛生士はいつでも新しい挑戦ができます。
ブランクはつよみになる
ブランクからの復帰を考えている歯科衛生士さんの中には、ブランクに不安を感じる人も多いです。
しかし、ブランク明け…はむしろ「つよみ」になります。なぜなら、伸び代が大きいからです。
- 前の歯科医院での変なクセがない
- 子育て経験は患者さん対応に活かせる
- 働きたい時間がマッチしやすい
ブランク明けの歯科衛生士を中心に募集している歯科医院もあります。

実際、「ブランクの有無」よりも「人柄」や「働ける時間帯」を重視する歯科医院はわりと多いです。
ブランクからの復職…を過度に不安になる必要はありません。相性のよい歯科医院はかならず見つかります。
まとめ:歯科衛生士はブランクがあっても復帰できる
この記事では、40代歯科衛生士に復職をオススメする理由を紹介しました。
- ニーズが高い
- 給料がよい
- 歯科業界はブランクに偏見が少ない
- 患者さんの役に立てる
- 自分のためになる
歯科衛生士のブランクは当然の時代です。ぜひ復職を検討してみましょう。
復職のコツはつぎのとおりです。
- 気楽に考えてOK
- 技術的な不安を払拭する
- 教育制度の整った歯科医院を探す
- 自分に合った歯科医院を徹底的に探す
- 訪問歯科はオススメ
自分に合った歯科医院を選べば、安心して快適に働けます。歯科医院選びは気を緩めずに行ってください。
歯科医院選定のポイントはつぎの2つです。
- 希望の条件を決める
- 適切な転職サイトで求人を探す
後悔しないように、業界の内情やその後のキャリアを知るのは大切ですが、「実際に行動する」ことはさらに重要です。
勇気を持って復帰してみましょう。新しい経験がたくさんできるはずです!
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以下の記事では、「歯科衛生士が復帰に成功するシンプルな方法」を解説しています。ぜひ併せて読んでみてください。