アラフォー歯医者が親の歯科医院を「継がない理由」を考えた【負い目はあります】

 

アラフォー歯医者「現在、フリーの歯科医師として働いているが、歯科医師の父(開業医)が病気で余命わずか…。「継がない理由」を考えてみたけど…。地元に戻って歯科医院を継ぐか継がないかで、毎日気持ちが揺れる…どうしようかな」

 

本記事ではこういった疑問にこたえます。

 

本記事の内容

 

この記事を書いてる人

・アラフォー

・歯科医師

・独身

 

今は関東に住んでいて、地元は新幹線で3時間の距離です。

専門は摂食嚥下で複数の病院で仕事するフリーランスの働き方をしています。

 

この記事はそんなアラフォー歯科医師が親の歯科医院を継ぐか継がないかで悩んでいる内容です。備忘録を兼ねて書いています。

 

今回は「継がない理由」に焦点をあてて解説してみます。

 

この記事を読むと、「あまり儲かっていない地方の歯科医院を継ぐかもしれない歯科医師の心情」がちょっぴりだけわかるかと思います。

 

普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保になると嬉しいです。

 

 

『口から食べていない人に口腔ケアは不要…という話をたまに聞きますが結論、口腔ケアは必要です。このような人は口の機能が低下して虫歯や歯周病、肺炎のリスクが高い。事実、カピカピの痰と汚れだらけの口…はよく見ます。本日も胃瘻希望の家族が”口腔ケア不要論”を唱えていたけど、口腔ケア…大事です』

 

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アラフォー歯医者が親の歯科医院を「継がない理由」を考えた

 

継がない理由を考えてみました。

 

人間関係

 

人間関係は「継がない理由」になります。

 

人間関係に関する懸念は主に2つ。

 

・今の場所で築いた人間関係を捨てることになる

・新しい土地でイチからまた人間関係を築くことになる

 

めんどくさがりというのはありますが、アラフォーになって人間関係をイチから築くのは割とストレスです。

 

今までの人間関係がなくなるわけではないですが、薄くなるのは間違いありません。

 

これは仕事だけでなくプライベートの人間関係も含みます。

 

今がかなり快適に生活できているのでこれをあえて捨てるのか…という気持ちはあります。

 

QOL

 

今は QOL の高い生活を送ることができています。

 

理由はシンプルでワークライフバランスが安定しているからです。

 

・仕事が比較的早く終わる

・書き物などプライベートの時間が充実

・労働日、時間を設定できる

 

 

早いと16時くらいに仕事が終わるときもあるので、本を読んだり、文章を書いたり…といったプライベートの時間が充実しています。

 

働く曜日なんかも自分で決めることができるので、労働量も調節できます。

 

もちろんこの環境がずっと続くとは限らないでもわかっています。

 

とはいえ地元に戻ると今よりも労働時間が長くなり、プライベートの時間が減る…というのはストレスです。

 

収入

 

あくまで私の場合ですが、収入は下がります。

 

今の半分ほどになりそうです。

 

経済的な理由は継ぐか継がないか…に大きく影響します。

 

そんなが今だけだよ、努力次第で青天井という助言も頂きましたが、そんな気力と体力あるかな…という不安のほうが大きいです。

 

 

✔︎ 仕事内容

 

収入に直結する話として仕事内容があります。

 

私がやってきた仕事と今まで父親がやってきた仕事内容と異なる…というのも懸念です。

 

私は摂食嚥下を専門にやってきたので、やりたい分野は摂食嚥下です。それに一般診療があまり得意ではありません。

 

そのため「やりたくない分野で頑張る」または「新たに患者さんを開拓する」が必要になります。

 

ここも気力の問題なのかもしれませんが、元々QOLを重視する派なのでそんなに数々できるかな…と思います。

 

…と、ここまでを考えてみると「継がない理由」というよりは、「継ぎたくない理由」と言い換えてもいいかもしれません。

 

継がないことに負い目を感じる

 

じゃあ継がなければいいじゃん…となるのですが、「継がないこと」に負い目を感じます。

 

親の思い

 

一番大きいのは「親の思い」です。

 

今までは継ぐ継がないの話は全くありませんでした。

 

特に父親は、病気になってから「歯科医院を継いでほしい」という意志を最近になって明確に出してきました。

 

今まで育ててくれた恩もありますし、「継ぎたくないよ」というのはバッサリできませんでした。

 

自分の人生と割り切れたらどんなに楽か…と何度も思っています。

 

 

✔︎ 分野の違いを理解するのは難しい

 

父の時代では、摂食嚥下はまったく浸透しておらず、やっている仕事の内容説明してもあまり理解されませんでした。

 

お前は一体何をやっているんだ、とにかく一般診療をやってほしい…という状態だったので一から何度も説明しました。

 

最近になって病気が進みやっと少しずつ理解をしてきたようですが、私的には患者層が違うということの懸念は持っています。

 

地元に帰るラストチャンス

 

矛盾するようですが、地元に帰るラストチャンスだと思っています。

 

母親や兄弟の近くにいたい…という気持ちはあります。離れて暮らしたいわけではないのです。

 

帰省した時に会う小中学時代の友達も少ないですがいます。

 

何より地元の雰囲気は嫌いではありません。一方であまりに濃い人間関係距離を置きたいという気持ちもあります。

 

こういった一長一短の中で、日々ゆれています。

 

今後ずっとフリーでやる不安

 

フリーでやり続けるのも不安があります。

 

いまはフリーの歯科医師として、それぞれの歯科医院と契約して精神病院や高齢者施設で診察しています。

 

フリーは気楽ですが、労働の補償はありません。体力勝負なところもあり、やすんでもお金はもらえません。

 

 

開業して、うまくいって、あとは誰かに任せるといったルート(というより開業するならここを目指す)も憧れたりもします。

 

結果、継がないと継ぐの間で気持ちはグラグラ揺れる

 

最近は、人間関係、QOL、収入…このような継がない理由からメリット・デメリットをずっと考えています。

 

継がない方がいいよな…と思いつつ、やっぱり継いだ方がよいのか…と。父の病気というタイムリミットがあることで、毎日気持ちは揺れます。

 

継げる病院があるなんて贅沢な悩みだ!っていうのもわかります。

 

ですが2世には2世の悩みがあって、それが人生の岐路に影響を及ぼすこともあります。

 

いずれ結論を出さなければなりませんが、それまでは悩みつつ考えます。

 

「自分は何がしたいか」ってこんなに難しいことだとはこの歳になって痛感しています。

 

ぐーたら暮らしたい…。今回は以上です。

 

 

 

 

 

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