【つらい…】院長のパワハラ・モラハラを訴える方法【結論:証拠と決断】

 

院長からパワハラ・モラハラをうけている人「病院の院長からパワハラ・モラハラを受けている。仕事がつらい…解決方法をしりたい。解決できないときはどうしたらよいのだろう」

 

本記事ではこういった疑問にこたえます。

 

本記事の内容

 

対象読者

看護師、歯科衛生士、歯科助手…といった病院(クリニック)で働く医療従事者のひとたち

 

 

病院のスタッフが院長からパワハラ・モラハラを受けている事例をチラホラ耳にします。

 

この記事を書いている私は複数の歯科医院に勤務している歯科医師です。以前勤めていた病院でパワハラを受けたことがあります。

 

最近も、病院に勤める歯科助手さん(正社員)から「院長からパワハラを受けている」と相談を受け、協力しました。

 

この記事では歯科での事例をもとに、スタッフが院長からパワハラ・モラハラを受けた時の解決方法、そして万が一解決できなかったときのセーフティネットまで解説します。

 

この記事を読むとパワハラ・モラハラを受けている病院スタッフの未来が少しだけ明るくなります。

 

普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保になると嬉しいです。

 

 

『せっかく転職しても職場にまったくなじめないとき、「早めの退職」はネガティブな選択ではありません。むしろ貴重な体験。
医療や介護の現場では職場の人間関係にくわえ、患者(利用者)さんからのハラスメントリスクも高い。勇気を出して撤退した自分を褒めちぎりたい。心と身体の健康がなによりの宝物』

 

 

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【つらい…】院長のパワハラ・モラハラを訴える方法【結論:証拠と決断】

 

結論は以下のとおりです。

 

 

・証拠をあつめる

 

・訴える

 

・その結果で決断する

 

 

 

詳しくみていきましょう。

 

パワハラ・モラハラとは

 

まずはパワハラ(パワーハラスメント)とモラハラ(モラルハラスメント)の定義について理解しましょう。

 

・パワハラ:仕事上の立場を利用して、精神的身体的に苦痛を与えること

・モラハラ:倫理や道徳に反する精神的な暴力や、言葉や態度による嫌がらせ

 

パワハラは上の立場の人が行うものです。一方でモラハラに立場は関係ありません。 部下から上司、同僚から同僚へもあり得ます。

 

引用:厚生労働省 パワーハラスメントの定義について

 

実際の事例は以下のリンクを参考にしてください。ハラスメントに該当するかどうかを解説しています。

 

 

あらかじめ病院の『就業規則』を確認する

 

病院に就業規則がある場合はかならず確認しましょう。ハラスメントだけではなく、病院内の規則違反で訴えることができるからです。

 

悪口を流してはいけない、誹謗中傷してはいけない、 いじめを行ってはいけない…といった言葉が並んでいることがあります。

 

病院によっては就業規則が存在しない場合があります。その場合でも大丈夫です。このあと説明する「証拠」のほうが大切です。

 

 

✔︎ 社保に加入しているかチェック

 

正社員がハラスメントが原因で仕事を失った場合、会社都合で辞めることができたり、失業保険をもらえたりするので、「社保」に入っているかも確認しておきましょう。

 

 

パワハラ・モラハラの証拠を集める

 

院長からパワハラ・モラハラを受けた…という証拠を集める必要があります。

 

証拠能力の高い順に並べます。

 

 

①:録音

 

②:医師の診断書

 

③:メモ

 

④:証言

 

 

証拠がなければ、はっきりいって意味がありません。

 

①:録音

 

院長の話を録音しておくことは有効です。悪口や暴言、中傷がとれると決定的な証拠になります。

 

ハラスメントをうけたら、すぐにボイスレコーダーを準備して証拠を残すようにしましょう。

 

経験談ですが、ハラスメントを受けると気力がなくなります。この記事を読めるような気力のあるうちに、証拠を集めましょう。

 

証拠を使うかはわかりません。ですが、証拠がないと泣き寝入りするしかありません。

 

 

✔︎ 相手に無断で録音することについて【秘密録音と盗聴】

 

相談した弁護士によると、録音した本人がその場にいる場合には無断で録音することは問題ありません…とのことでした。(秘密録音と呼ばれます)

 

自分がその場にいない環境で録音は盗聴になるようです。ですが、それ自体が罪になるかどうかは状況によるようです。

 

例えばその録音を利用して脅したり、相手の家に侵入して録音するような場合は犯罪性が高いです。

 

一方で、職場のロッカーにレコーダーを入れておくような場合は、パワハラなどから自分の身を守る目的であれば有用とみなされることが多いようです。

 

携帯をおいておけないような場所にはボイスレコーダーを用意しましょう。24時間以上の録音ができて、音質がよいこと、ボールペンくらいのサイズ感のモノがオススメです。

 

 

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②:医師の診断書

 

医師の診断書は有効です。診断名の書いてある公的な文書だからです。

 

✔︎ 病名の例

・不眠症

・抑うつ状態

・適応障害

 

症状によって病名がつきます。状態によっては休職の推奨をされることもあります。

 

「職場でのハラスメントによる〜」という記載をしてもらった方がよいです。

 

精神的につらい…メンタルが病みそう…という場合は早めに受診することをオススメします。

 

 

✔︎ 心療内科や精神科っていきにくい…

 

心療内科や精神科って…と思うかもしれませんが、いまはかなり一般的になってきています。

 

それに精神科や心療内科は予約が取りにくいです。そのため本当に必要な時にすぐ予約が取れるかわからないので、早めに専門医に相談しておくことは重要です。

 

まずは二駅くらい離れた心療内科が気軽でよいと思います。自分の身を守るお守りにもなりますよ。

 

③:メモ

 

録音や診断書に比べるとやや弱いですが、メモも有効です。

 

悪口や理不尽な内容を日付を付けてメモしておきましょう。

 

ですが、すぐに作ったようなメモはダメです。

 

日々の状況を記録しておくことが大切です。

 

④:証言

 

まわりの人の証言は有効ではありますが、実際のところは「期待できない」…というのが現実的な話です。

 

同僚や後輩などは相談に乗ってくれることはありますが、いざ院長に歯向かうとなると尻すぼみになる例をたくさんみてきました。

 

当たり前なんですけど、みんな自分が可愛いんですよね。生活もあります。

 

そのため、訴えをあげるときの確実な戦力とは言い難いことを忘れないでください。

 

 

✔︎ とはいえ、相談は心を安定させる

 

とはいえ、信頼できる人への相談は自分の心が安定します。

 

パワハラやモラハラを受けると必ず途中でめちゃくちゃつらくなります。全てを投げ出したくなるときがあります。

 

その時に心癒せる相談相手はどうしても必要です。できれば仕事の現場のわかる人に話しておきたいですね。

 

院長を訴える【訴える内容は2つ / 訴える先も2つ】

 

訴えるといっても、内部(病院)に対して直接訴える…つまり声を上げるパターンと、弁護士を利用するパターンの2つがあります。

 

おそらく多くの人はまず病院に対して声を上げると考えることが多いのではないでしょうか。

 

訴える内容

 

まず「訴える内容」は以下のとおりです。

 

 

・ハラスメント

 

・就業規則違反

 

 

 

パワーハラスメントやモラルハラスメントをやめてほしい…ということが主訴になると思います。

 

先方の対応によっては証拠を出す必要があるかもしれません。

 

先ほども書きましたが、就業規則違反は就業規則がないと訴えることができません。(就業規則がないこと自体も問題ですが今回は置いておきます)

 

この場合はハラスメントのみで訴えましょう。

 

内部(病院内)に訴える

 

内部での「訴える先」はつぎの通りです

 

・院長に直接

・ハラスメントの相談窓口に訴える

 

小さい病院だと院長に直接訴えることになります。反省してくれるような性格であれば良いですが、逆ギレしてくる可能性もあります。

 

大きめの病院だとハラスメントの相談窓口を設置しています。その窓口に相談するのは有効です。

 

 

✔︎ すべては訴えた先の人間次第

 

以前大きい病院であった事例ですが、ハラスメントを録音して証拠を集めて相談窓口に相談したら、録音した行為自体を責められハラスメントそのものが揉み消されたということがありました。

 

理不尽な話です。

 

つまりどんなに証拠を集めても、訴えをあげる相手次第ですべてが変わるということは忘れないでください。

 

怖いですよね…。内部への訴えは、証拠集めたら必ず認められるわけではないのです。

 

 

そこで、どうしても納得いかない場合は外部の機関を利用することになります。

 

外部の機関を利用する

 

外部の機関を利用する方法は公平な目で見てくれます。

 

集めた証拠をもって、以下の機関に相談してみましょう。

 

 

正しい証拠があれば、病院に連絡して是正を求めてくれます。

 

ここまで来ると、「戦う」という姿勢が色濃くなってきます。

 

院長を訴えた…その後【決断のとき】

 

訴えたその後におこるアクションは2つです。

 

 

・職場の環境が改善される

 

・退職する

 

 

 

職場の環境が改善される

 

訴えられたことにより職場の環境は改善されることがあります。

 

自分のしていたことに自覚がなかった院長や、すぐに反省できる性格であれば変わる可能性はあります。

 

とはいえ「人は変わらない」ということは忘れないでください。 どんなに証拠集めてつきつけたとしても、「だからなに?」「やれるもんならやってみろ」と開き直る人もいます。

 

変えられるのは自分だけです。ここら辺は嫌われる勇気という本をぜひ読んでみてください。

 

 

「ロバを水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ますことができない」という話が出てくるので、自分に当てはめて考えてくださいね。

 

退職する

 

訴えをあげても、「自分が納得できる結果」が得られるとは限りません。

 

そのため、失望して退職したり、もう諦めて退職する可能性があります。

 

休職するということもありますが、復帰しても改善が認めないのであれば退職するというパターンが多いです。

 

休職の場合は診断書がかなり有効です。

 

証拠集めと同時に転職活動を

 

証拠集めと同時に転職活動しておくのは強くオススメします。

 

万が一、失意の中退職してしまったら、その状態でよりよい転職先を選ぶのは難しいからです。

 

自分の労働条件を見つめ直す意味でも、転職サイトを眺めておくことは重要です。

 

看護師さんはジョブメドレーがオススメです。しつこい勧誘は一切なく、自分のペースで探すことができます。

 

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歯科衛生士さんは以下の記事が参考になるかと思います。

 

 

歯科衛生士の場合も、ジョブメドレーに登録して「自分の希望に合った条件の求人だけをメール受診する設定」だけです。

 

繰り返しになりますが、これだけでいちいちサイトを見にいく手間がないので、時間が効率的に使えます。

 

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歯科衛生士は今とても必要とされている職業なので、すぐに転職先が見つかります。

 

 

✔︎ ピンチのときの退職代行

 

精神的にきつすぎてどうしてもダメな時は退職代行を利用しましょう。

 

即日で退職することができます。病院側と話す必要も一切ありません。

 

 

自分の心と体の健康が何より大切です。

 

未来をみよう

 

私も経験しましたが、パワハラ・モラハラはされた側にとっては想像できないほどにつらいものです。

 

仕返しをしたくなる気持ち、悔しくてたまらない気持ちはとてもよくわかります。

 

ですが「人生の時間は有限」です。

 

どうしても変わらない環境なのであれば、そんな人達のために自分の人生の時間を使う必要はありません。

 

さっさと立ち去りましょう。

 

…と書いてみましたが、やっぱりすぐには納得できないですよね。

 

なんで被害者の自分がこんな思いをしなきゃいけないんだ…と。お金の心配だってあります。

 

ですので、粘りたい人は納得するまで粘ってください。そのためには証拠は命ですよ。

 

ただし朝に仕事に行けなくなったり、毎日眠れないといった症状がある場合はすぐに病院に行って相談してくださいね。

 

繰り返しますが、自分の心と体の健康が何よりも大切です。近い将来、未来をみて進んでいけますように。

 

今回は以上です。

 

 

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