親の歯科医院を継いだら、そのままやめられないのでは…【2世の悩み・不安について】

 

親が歯科医師の人「親が開業しているが、歯科医院を継いだらそのままやめられないのでは…と不安。継いだ方がよいのかな…。自分の人生について考える…

 

本記事ではこういった内容を書いています。

 

本記事の内容

 

この記事を書いている私は歯科医師です。

 

地方で開業している親が高齢になり病気も発覚したことで、「継いでほしい」という意思を出すようになってきました。

 

ですが正直、継ぐことにかなりの不安を感じています。

 

■ この記事を書いているひと

・アラフォー

・独身(関東住み)

・進学をきっかけに地元を出る

・地元は新幹線で3時間の距離

・専門は摂食嚥下

 

 

この記事では、親の歯科医院を継ぐことに不安を感じているイチ歯科医師の具体的な悩み、2世特有の不安を解説します。

 

記事を読むと、歯科に対してモチベーションの低い2世の歯医者が悩んでいる様がわかると思います。

 

普段は Twitter で医療と介護の情報を発信しています。記事の信頼性担保につながると嬉しいです。

 

 

 

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親の歯科医院を継いだら、そのままやめられないのでは…【2世の悩み・不安について】

 

何かやり始めるとき、「やめてしまう不安」を感じることはあっても、「やめられない不安」を感じることは少ないと思います。

 

やめられない不安を感じるということはつまり「やめたい」という気持ちが裏側にあります。

 

この先30年くらい、やめられない?

 

紹介させてもらったように、私はアラフォーです。歯科医院を継ぐと、この先30年ほどは働くことになります。

 

30年ってシンプルに長くないですか?

 

私は歯の治療をするために生まれてきた!というモチベーションのある人は別として、同じ仕事を30年するって長すぎです。

 

結果として30年やってきたならまだ分かるんですけど、「これから30年やらなければいけない」ってかなりのプレッシャーです。

 

最近は辞めてしまう歯科医院も増えてきた…という話も聞きますし、嫌ならやめればいいじゃんという話もあります。

 

ですが、ひとつの病院を開設したり閉院したりすることは、かなり手間がかかるので、最初からつかないという選択肢が頭の中にチラつきます。

 

同じ地域でずっと…

 

同じ地域でずっとやり続けるというのも、私にとってはかなりのストレスです。

 

動きたくなった時に動けない…というのは自分の人生に縛りをかけてしまうことになります。

 

人間関係がうまくいけば心地よいかもしれませんが、逆は地獄です。

 

何かトラブルが怒った時に逃げるという選択肢がありません。結果、戦うしかなくなり自分の人生を浪費します。

 

それに、割と田舎なので匿名性がなくなってしまいます。

 

具体的には、昨日どこどこで飲んでたとか、何々で見かけみたいな話はザラです。つらい。

 

歯医者の仕事があまり好きじゃない

 

これは致命的かもしれませんけど、歯医者の仕事があまり好きではありません。

 

これは感覚的なことなので、なぜと言われても難しいです。

 

学生の時に自分が不器用だと感じたこと、人と関わることがあまり好きではないこと、といった要素は考えられます。

 

とはいえ免許を取った以上何かしら頑張らなければいけないと思って、摂食嚥下に進みました。

 

そのため矯正やインプラントはもちろん、親不知の抜歯や根治のような一般歯科は得意ではありません。

 

歯科医院を継いだ場合、摂食嚥下の患者さんはほぼいないので、一般歯科の診療しなければならないのでかなり苦行です。

 

親の歯科医院を継ぐ?自分の人生について考える

 

自分の人生って何だろう…って高校の時からずっと思ってます。

 

あと5年でやめたい

 

あと5年で歯医者は辞めたいと思っていました。目も悪くなるし腰も悪くなるし、何より好きじゃないからです。

 

物を書いたり、ドラムを叩いたりするのが好きなのでのんびり暮らしたいと考えていました。

 

生活はどうする?という問題もあります。

 

完全に辞めるとは言わなくても週に2、3日働きつつ、気楽に暮らすというプランもあります。

 

また今までコツコツ運用してきたので、しばらくは大丈夫だと考えています。

 

なるようになる…と思えない性格

 

性格的に、「なるようになると思えない」性格です。

 

これは今までの環境によるところも大きいのかもしれませんが、かなり難儀な性格です。

 

そのためまだ怒ってもいないことを考えすぎたり、その結果不安になったりもします。

 

病院を継ぐ事に関しても、継ぐシミュレーションと継がないシュミレーションを行なってかなり疲労してしまいます。

 

なんとか良い着地点は無いものかと常に思考してしまうので最近は眠れなくもなっています。

 

やってみてダメだったら途中でなんとかなるでしょ!と思うことができたら、どんなにラクか…

 

周りの目が気になる

 

これも性格的な話ですが、「周りの目」が気になります。

 

どう見られているか…というのは無意識的に考えてしまうんですよね。

 

そのため無理にいい人を演じようとしたり、物事を引き受けてしまったりします。嫌われるのが怖いのかもしれません。

 

とはいえこの考え方はかなり自分のこと追い詰めてしまっているので、「いかんいかんなるべく断ろう」と考えるようにはしています。

 

…が、なかなか難しいです。

 

そのため病院を継いだときに、「しっかりやらなきゃ」という気持ちが強くなりすぎてしまいそうです。

 

特に地方では都会と比べて周囲の目線もハッキリ感じるのでかなりのプレッシャーです。

 

歯科医院を継ぐメリットとデメリットの間で押しつぶされそう

 

結果、継ぐメリットとデメリットの間で押しつぶされそうです。

 

とはいえ親の病気のこともあるので、近い将来に結果を出さなければいけません。

 

そんな不安を少し紛らわしてくれるのは、 仕事先での高齢者の言葉です。訪問先には色々なおじいちゃんおばあちゃんがいます。

 

 

時間は有限でとにかく今を生きろ!と教えてくれます。

 

よし!やりたいことやろう!って思わせてくれるんですよね。(またすぐクヨクヨしてしまうのですが…)

 

摂食嚥下をやっていてよかったなぁ…と思います。

 

迷ったときは高齢者に関わるのはおすすめです。

 

今は割と人生の岐路に立ってツライですが、この経験が必ず将来に活きると思って頑張ろうと思います。

 

 

 

 

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