歯科医師の先生の中には、
・子育てが忙しい
・QOLを重視したい
・シンプルに休みたい
・他にやりたいことがある
…こういった理由で、「早く帰りたい…」「早く終わる職場で働きたい」…と考えているケースが思った以上に多いです。

この記事を書いているわたしは歯科医師です。
高齢者・障がい者歯科を専門にしていて、訪問歯科の仕事をメインに働いています。わりと意識低い系の歯医者です。
いままで4回転職しましたが、そのたびに「早く終わる訪問歯科の職場で快適に働く」…を目指していました。
そのため、いまは15時くらいに終わる職場でゆったり働いています。
この記事では、
・早く帰りたい歯科医師は訪問歯科をオススメする理由
・訪問歯科のバイトは早く帰れるわけ
・訪問歯科のバイトに向いている歯科医師とは?
を解説します。
この記事をよむと、コンパクトに効率よく働きたい・1秒でも早く帰りたい…と考える歯科医師の先生の一助になると思います。
「そこそこは稼ぎたい」「訪問歯科って大変そう…」と感じている歯科医師の方もぜひご覧ください。
■ もくじ

早く帰りたい歯科医師は訪問歯科のバイトがオススメ
訪問歯科は早く帰れる
訪問歯科でのバイトは早く仕事が終わるパターンがわりとあります。
18時終わり残業なし…の求人はゴロゴロありますし、早いと15時ぐらいに終わるところもあります。
もちろん全ての訪問歯科が最も早く終わるわけではありません。中には夜の8時まで訪問している病院もあります。
とはいえ一般歯科に比べて、早く終わるところが比較的多い印象です。
訪問先の病院や高齢者施設患者さんなどにもよりますが、職場の環境に慣れていくとどんどん時間が早くなる傾向も強いです。
なぜ訪問歯科は早く終わるのか
訪問歯科のバイトがなぜ早く終わるかと言うと「時間縛り」があるからです。
「何時までに終わらせて欲しい」という縛りです。
訪問歯科の対象患者である「通院できない人」は主に介護が必要な高齢者が多いです。
例えば、高齢者施設では夕飯が17時から始まるところもあります。そのため、その前の時間には終わらせて欲しいというパターンは割とあります。
在宅(個人のお宅)に往診する時でも、夕飯にかぶるようなあまり遅い時間は好まれないことが多いです。
さらに歯科医院によっては直行直帰が可能だったりするので、そういう場合は大幅な時間短縮になります。
早いと15時に終わるところも
いま私が働いている歯科医院は早いと15時に終わります。
・直行直帰できる
・カルテ、報告書を現場で書く
この2つの条件が揃っているので、効率よく治療に専念することができます。
外来でも15時までの時短勤務もあるけど、最初からは難しいです。実際、時短の求人は多くありません。
長い間勤務していたり、知り合いの診療所だったりと、「信頼性」があるからこそ通が利く…という印象です。
参考:訪問歯科に転職したい歯科医師にオススメの求人サイト3選【バイトOK】
とはいえ職場による
とはいえ繰り返しですが、すべての訪問歯科が早く帰れるわけではありません。
歯科医院の方針によるからです。
・20時まで往診している
・訪問歯科のあとに外来を頼まれる
・残業して当たり前だと思う院長がいる
こういった歯科医院も普通にあるので、自分の条件に合った歯科医院で働くことが大切です。
早く帰れる訪問歯科のバイトの見つける方法
早く帰れる訪問歯科のバイトを見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。
早く帰れる訪問歯科のバイトの見つけ方【2つのコツ】
見つけ方は以下の通りです。
・知り合いの紹介
・歯科医師向け求人サイトを利用する
少し詳しくみていきましょう。
知り合いの紹介
ひとつ目は『知り合いの紹介』です。
知り合いの紹介はさらに2パターンに分かれまして、
・知り合いの医院でバイトする
・そこで働いている先生から紹介してもらう
…です。
メリットは「情報の正確性が高い」「完全アウェイからのスタートではない」
デメリットは「いますぐには募集していない可能性が高い」「やめにくい」
…があげられます。
歯科医師向け求人サイトを利用する
もう一つは『歯科医師向けの求人サイトを利用する』です。
メリットは「求人を探しやすい」「しがらみのない職場で働ける」
デメリットは「情報が不正確のことが稀にある」「完全アウェーからのスタート」
…が挙げられます。
知り合いの紹介はタイミングにも左右されるので、多くの先生は歯科医師向けの求人サイトを利用して転職することが多いです。
訪問歯科の求人を吟味する
求人の条件をしっかり吟味するようにしましょう。
求人サイトを利用すると「訪問歯科」で検索することができますが、それに加えて
・勤務時間
・診療内容
・給料
・社会保険
…このあたりのチェックは必須です。
さらに訪問歯科のバイトの場合は、
・歩合の有無
・外来診療の有無
・1日で診察する人数
・施設なのか在宅なのか
・内部の人間関係はどんな感じか
こういった内容を事前に知ることができると、働きやすい職場で仕事することができます。
「働いてみたら実際違った」…という経験も実際にしたことがあります。具体的には、アットホームがウリの歯科医院だったはずなのに、ギスギスした人間関係の職場でした。
吟味は…大切です。
心配な人は求人サイトのエージェント機能がオススメです。
参考:歯科医師の転職にはエージェントを使うべき理由【転職4回の私が解説】
細かい条件まで確認してきてくれますし、代わりに交渉をしてくれます。
求人サイトを活用する
早く帰れる訪問歯科を探すためには「求人サイトを活用する」ことがキモです。
「求人サイト」は「働きたい歯科医師」と「人を探している歯科医院」をつなぐ存在ですよね。
希望に合った歯科医院を探すためには、歯科医師向けの求人サイトに登録して、求人をチェックしましょう。
オススメの求人サイトはこちら ▼
✔︎ 訪問歯科に転職したい歯科医師におすすめの求人サイト
・ファーストナビ | 人間関係を重視する先生におすすめ
※ エージェントが院長の人柄などの内部情報をおしえてくれる・まずは登録しておきましょう
・JOB歯科AGENT | 関東近郊の先生におすすめ
※ 首都圏を中心とした求人が多い・適正給与を教えてくれる・転職した後までアフターケア
・グッピー | 実績をウリにしたい先生におすすめ
※ 独自の適性診断機能をうけられる・スカウト機能を使ってスキルを最大限に売り込める
実際に利用した先生の評判も上々です。私も利用して、平和な職場に巡り合うことができました。
「転職サイトの特長は?」「良質な求人を見極めるコツは?」
…といった疑問をお持ちの先生はこちらの記事をご覧ください ▼
訪問歯科の求人情報は定期的にチェックしましょう
今働いている職場の環境がよくても、求人情報は定期的にチェックしましょう。
いまが最高ではない可能性は十分にあります。
・もっと早く帰れる
・時給単価が上がる
このような求人があるかもしれません。自分の置かれている環境や価値を定期的に確認することができます。
求人サイトは無料で使えるので、チェックしない理由はありません。
とくに、「人間関係にストレスを感じている」歯科医師の先生は、定期的に求人サイト確認してみることをオススメです。
いつでも転職できるという気持ちが心に安定感をもたらします。
【早く帰りたい】訪問歯科のバイトに向いている歯科医師の先生とは?
ここまで、
・訪問歯科のバイトが早く帰れるわけ
・早く帰れる訪問歯科の見つけ方
…を紹介してきました。
結論、早く帰りたい歯科医師の先生には、訪問歯科のバイトはオススメです。
個人的に、「早く帰れる訪問歯科のバイトに向いている」歯科医師の先生は、
・QOLを重視したい
・シンプルに休みたい
・子育て、介護が忙しい
・効率よく仕事をしたい
・他にやりたいことがある
…こういった特徴があります。
もし当てはまる先生がいたら、ぜひ訪問歯科のお仕事を探してみてください。
訪問歯科はこれからの高齢化社会需要が伸びてくる分野です。
「そこそこは稼ぎたい」「興味はあるけど、訪問歯科って大変そう」…と不安な先生も、一度経験してみていただきたいです!
この記事を見てくれた歯科医師の先生が「すてきな働き方」に出会えますように!
今回は以上です。
✔︎ 訪問歯科に転職したい歯科医師におすすめの求人サイト
・ファーストナビ | 人間関係を重視する先生におすすめ
※ エージェントが院長の人柄などの内部情報をおしえてくれる・まずは登録しておきましょう
・JOB歯科AGENT | 関東近郊の先生におすすめ
※ 首都圏を中心とした求人が多い・適正給与を教えてくれる・転職した後までアフターケア
・グッピー | 実績をウリにしたい先生におすすめ
※ 独自の適性診断機能をうけられる・スカウト機能を使ってスキルを最大限に売り込める