20代の歯科衛生士こそガンガン訪問歯科で働くべき【早すぎる…は時代遅れ】

 

「訪問歯科で仕事してみたいな」…と思ったことのある20代の歯科衛生士さんはいませんか?

 

私の周りでは、訪問歯科に興味のある20代の歯科衛生士さんが、

 

・20代でやっている人をあまりみない

・40代、50代がメインなのかな…

・まずは一般歯科が王道だよね…

 

…このような理由で躊躇しているケースはわりと多いです。

 

結論、20代の歯科衛生士こそガンガン訪問歯科で働くべきです。

 

 

しろたぬ
しろたぬ

この記事を書いているわたしは歯科医師です。

 

高齢者・障がい者歯科を専門にしていて、訪問歯科診療を10年以上仕事にしています。

 

最近は20代の歯科衛生士さんと仕事する機会が増えてきました。

 

 

この記事では、「20代の歯科衛生士こそ訪問歯科で働く理由」を私見をまじえて解説します。

 

あわせて、実際に訪問歯科ではたらく20代歯科衛生士に「働いてみて悩んだこと」をきいてみたので、紹介します。

 

この記事を読むと、訪問歯科に興味のある20代歯科衛生士さんの背中を押すことができると思います。

 

・一般歯科が苦手かも

・今の病院の人間関係がいまいち

・これからは高齢化社会だよなぁ…と思っている

 

…という歯科衛生士さんもぜひご覧ください。

 

関連記事 ▶︎「歯科衛生士の失敗しない転職ロードマップ」はこちら

 

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目次

 

 

しろたぬ
しろたぬ

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20代の歯科衛生士こそガンガン訪問歯科で働くべき【早すぎる…は時代遅れ】

 20代の歯科衛生士には訪問歯科は早い!…みたいな風潮があった

 

「20代には訪問歯科はまだ早い」みたいな話を聞いたことはありませんか?

 

最近まで私の周りではこんな意見や空気が漂っていました。

 

これはおそらく、

 

・まずは一般歯科でしっかり学ぶ

・高齢者を相手にするので20代は若すぎる

 

…といった考えが原因だと考えられます。

 

確かに、一般歯科と訪問歯科は違いがあります。

 

50代60代の歯科衛生士に比べると、20代の歯科衛生士さんに「ベテラン感」はありません。

 

とはいえ、20代のうちに一般歯科をやらなければ訪問歯科はできない…わけではありませんし、

 

全ての高齢者が50代60代の歯科衛生士を望んでいるわけではありません。むしろ若い方が喜ばれたりもします。

 

事実、訪問歯科でバリバリ働いている20代の歯科衛生士さんも顕著に増えてきました。

 

今は「興味のあること」を「興味のあるとき」にやる時代です。

 

やってない人が少ないのはチャンス

 

とはいえ、20代で訪問歯科でやっている歯科衛生士さんはまだまだ少ないのが現状です。

 

はっきり言ってこれはチャンスだと思います。

 

人が少ない…ということは貴重な人材になれる可能性が高いからです。

 

大手の法人では、20代に入局した歯科衛生士さんが今は「指導する立場」としてバリバリ働いているところもあります。

 

働く職場でも30代になりたての歯科衛生士さんが、ブランク明けの歯科衛生士さんを優しく指導しています。

 

さらに始めるのが早ければ早いほど、「吸収も早く、学ぶ時間も長い」ので、効率がよいです。

 

「やっていない人が少ない=チャンス」…です。あとは「飛び込む勇気」…だけです!

 

高齢化で訪問歯科の需要は高まる

 

訪問歯科の需要は高まることはあっても減ることはありません。日本の高齢化はものすごいスピードで進んでいるからです。

 

日本人の約30%は高齢者。人数にして約4,000万人。

 

そして高齢者のうち5人に1人は認知症…という超高齢社会です。

 

つまり、「訪問歯科の需要=歯科衛生士の需要」…と言っても過言ではありません。

 

このような時代背景からも、早めに訪問歯科に触れておくというのはメリットが大きいです。

 

体力がある

 

20代の歯科衛生士は体力があります。

 

シンプルに若いからです。

 

訪問歯科は、一般歯科とちがって移動が多いです。

 

さらに、寝たきりや車椅子の人への治療ではムリな体制になるシーンもあります。

 

そのため体力は必要です。

 

もちろん、体力だけでは乗り切れないこともありますが、それでも体力でカバーできることも多いです。

 

こういった意味で、「若さ」は大きな武器になります。

 

結婚後も働きやすい

 

訪問歯科を経験しておくと、結婚などのライフイベントのあとでも現場に復帰しやすいです。

 

シンプルに、一般歯科と訪問歯科をやっておくことで、就職の幅も広がります。

 

また、働き方にも融通がききます。

 

例えば、

 

・週に2日だけ働く

・午前中だけ働く

 

…のように、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選択しやすいです。

 

実際に、結婚・子育て・介護…などのブランクを経て現場に復帰する歯科衛生士は多いです。

 

肌感覚としては、訪問歯科をやっておいた歯科衛生士さんが訪問歯科で復帰する率はかなり高めです。

 

実際に訪問歯科ではたらく20代歯科衛生士にきいてみた

 

20人ほどにヒアリングしてみましたが、「やってよかった」という感想がほとんどでした。

 

実際にいま働いているので、当たり前ですね。

 

ですので、悩みもきいてみました。

 

大きく分けて、悩んだことは、

 

・仕事内容

・お金(給料)

・人間関係

 

…の3つに集約されます。

 

訪問歯科の仕事内容

 

訪問歯科の主な仕事内容はつぎの通りです。

 

・アシスト

・口腔ケア

・患者さんの家族やケアマネと連携(他職種)

・書類記入

 

「スケーリング」「受付」…などを業務がある一般歯科と比べると、おおきな違いがありますよね。

 

さらに訪問歯科の場合は、患者さんだけでなく、家族や介護スタッフとのつながりが重視されます。

 

そのため、幅広い人たちとのコミニュケーションが求められます。

 

この差に戸惑う人もいますが、すぐに覚えられるので大丈夫です。

 

むしろ、慣れてしまうと「もう一般歯科に戻れない」…という歯科衛生士さんも多いです。

 

くわしくは【歯科衛生士向け】訪問歯科の仕事内容をわかりやすく解説【業務内容4つ】で解説しています。

 

繰り返しますが、誰でも最初は初心者です。もし合わなければ、一般歯科に戻ればよいのです。

 

訪問歯科のお金(給料)

 

訪問歯科って給料が安いのでは?…と不安に抱えていた20代の歯科衛生士さんは割と多いです。

 

求人サイトを見てみるとわかりますが結論、一般歯科と訪問歯科では給料に差はありません。

 

たとえば、東京の訪問歯科衛生士の給料相場は、

 

・正社員で24万〜35万円

・パートの時給で1,400円〜

 

これに対して、一般歯科の衛生士の給料相場は、

 

・正社員で24万〜

・パートの時給で1,500円〜

 

になっています。

 

もちろん病院によって多少待遇の差はありますが、平均として差はありません。

 

 

✔︎ 差があるのは「地域」と「経験」

 

差が生まれるのは、地域と経験です。

 

東京のような首都圏は地方に比べて高めの給料になっています。

 

実際、地方だと、訪問歯科も一般歯科も「正社員で18万〜。パートの時給で1,000円〜」といったところあります。

 

またどの業界でもそうですが、経験がある人の方がやや給料は高くなります。

 

事実、20代の給料でも、経験を積んで20代に後半になるにつれ給料が上がってくる傾向にあります。

 

関連記事 ▶︎ 20代の歯科衛生士の給料と年収を解説します【20代後半にのびる】

 

ですが、「誰でも最初は初心者」です。若いうちに経験しておく方が伸びしろは大きいことになります。

 

つまり、しっかりした給料もらうためには、「訪問歯科だから…」というよりは「条件の良い病院を選ぶスキル」の方が大切です。

 

条件のよい職場を選ぶには「適切な転職サイト」を利用する

 

自分に合った職場を選ぶには、歯科衛生士向けの転職サイト(求人サイト)を利用すると便利です。

 

希望する条件でこまかく検索することができるからです。

 

とはいえ、歯科衛生士むけの転職サイトは 20社以上あるので、訪問歯科につよい転職サイトを利用することをオススメします。

 

訪問歯科の求人が多かったり、非公開の求人をみれたり、内部の人間関係を事前に教えてくれるサイトもあります。

 

 

転職を考えていない歯科衛生士さんも、給料や労働時間などをいまの職場と比較することができます。

 

自分の立ち位置を確認することができるので、「他の歯科医院の給料が気になる」人はチェックしてみてくださいね。

 

スタッフ間の人間関係

 

訪問歯科は「人間関係」が大切です。一般歯科よりも、スタッフ同士が接触する時間が長いからです。

 

とくに、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・コーディネーター…などのスタッフ間の人間関係はかなり重要です。

 

何人でチームを組むかは、歯科医院によって違いますが、訪問歯科で患者さんをまわるときは、せまい空間で一日中一緒…です。

 

クルマの中で過ごす時間も長いし、治療中もほぼ近くにいます。

 

そのため、スタッフ間の人間関係が悪いと、ハッキリいって地獄です。

 

とはいえ、ムリに仲良くしろとか、話しかけなきゃ…というわけではありません。それだとこちらが疲れてしまいますから。

 

そうではなく、相手をリスペクトする気持ちだけは忘れないようにしてください。

 

興味のあるひとは「歯科衛生士が訪問歯科ではたらくとき、人間関係だけは軽視してはいけない」を参考にしてください。

 

身も蓋もない話ですが、あえて敵を作る必要はありません。

 

仕事に人間関係を持ち込むのはナンセンス…という考えもありますが、人間関係は悪くない方が居心地がよい…です。

 

それでも不安…という歯科衛生士さんは

 

それでも、「訪問歯科、不安」という歯科衛生士さんにオススメの方法があります。

 

それは「掛け持ち」です。

 

掛け持ちすることで、リスクを探りつつ様子をみることができます。

 

人間関係のリスクも分散することができます。

 

たとえば、

 

一般歯科のバイトと訪問歯科のバイトをくみあわせる

今の勤務先の往診についていってみる

副業OKなら休診日に訪問歯科でバイトしてみる

 

…などです。

 

実際、週一から訪問歯科のバイトを始めたり、半々で掛け持ちしている20代の歯科衛生士さんもいます。

 

この記事を書いている私も、歯科医師として掛け持ちで働いています。

 

関連記事 ▶︎ 歯科衛生士に『バイトの掛け持ち』をおすすめする5つの理由【週1OK】

 

不安だけど、ちょっとだけやってみたい…という歯科衛生士さんにはオススメの方法です。

 

まとめ:20代といえども時間は有限です

 

今回は、20代の歯科衛生士さんにむけて、

 

・やっていない人が少ないのはチャンス

・高齢社会では訪問歯科の需要は高い

・シンプルに体力がある

・ライフイベントの変化にも対応しやすい

 

という理由から、20代の歯科衛生士こそガンガン訪問歯科で働くべき…という内容を紹介しました。

 

結論、訪問歯科で仕事するのに年齢は関係ありません。むしろ訪問歯科は若いうちに経験しておいた方が、これからの時代はキャリアになります。

 

もちろん「仕事内容」「お金(給料)」「人間関係」で不安を感じる歯科衛生士さんもいると思います。

 

それでも、訪問歯科に興味はあるけど迷っているなら、まずは飛び込んでみてください。小さな一歩がステキな未来を引き寄せることになります。

 

なにから動いてよいかわからないひとは「求人情報だけみておく」はオススメです。

 

ぜひこの機会に行動してみてください!時間は有限です!

 

今回は以上です。

 

 

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