
就職を考えている歯科衛生士「履歴書に記載する自己PR、どうしよう。例文や参考にできるテンプレがあったら見てみたいな。書き方のコツや、NGな例もおしえてほしい。」
こういった疑問にお答えします。
✔︎ 本記事の内容
・歯科衛生士の自己PRの例文【コピペ OK】
・NGな自己PR
・歯科衛生士の自己PRの書き方のコツ
✔︎ 記事の信頼性

この記事を書いているわたしは歯科医師です。
複数の歯科医院と関わって仕事をしているため、数多くの歯科衛生士さんと仕事をしています。
わたし自身、転職を4回経験しています。
そこでわかったことは「自分に合った病院に就職するためには自己PRは重要」…ということです。
就職活動をしていると、「自己PR」って何を書いたらよいのだろう…と迷うことがありますよね。
実際に、
・専門学校に通っている学生さん
・新卒の歯科衛生士さん
・転職を繰り返している歯科衛生士さん
・ブランクのある歯科衛生士さん
…から、「自己PRって、何をアピールしてよいかわからない」…という話を耳にします。
そこでこの記事では、「新卒・転職・ブランク」それぞれの歯科衛生士さんにあわせた自己PRの例文と、書くときのコツを解説します。
テンプレを紹介しているので、考えるのが面倒な歯科歯科衛生士さんはそのまま履歴書に「コピペ」してOKです。
この記事を読むと、「歯科衛生士の自己PRの書き方」が、状況に合わせてすべてわかります。
■ もくじ

【コピペOK】歯科衛生士の自己PRの例文集【新卒/転職/ブランク】
自己PRとは?
まずは簡単に、「自己PR」とはなにかを整理しておきましょう。
自己PRとは、自分の魅力・長所・つよみ…をアピールすること…です。
これらは、就職できるかできないか…に大きな影響を与えます。
性格・経験・資格・コミュニケーション能力…このあたりをアピールしていくことが重要です。
それでは、自己PRの例文を一気に紹介していきます。
【新卒の歯科衛生士むけ】自己PRの例文
「私は学生時代から接客のアルバイトをしてきたので、人とのコミュニケーションが得意です。
さらに、物事をプラスに捉える前向きな性格です。
新卒のため、歯科衛生士としての経験は全くありませんが、教えていただくだけでなく積極的に勉強していきたいと思っております。」
【転職中の歯科衛生士むけ】自己PRの例文
「前職では歯科衛生士として、積極的に知識と技術を習得できるよう努めてまいりました。
主に高齢者への口腔ケアや嚥下訓練などを担当して、経験を積みました。
スタッフや患者さんの状況に配慮しながら、行動できることが長所です。
これまでの知識や技術を活かしながら、貴院に貢献したいと考えています。」
【ブランク明けの歯科衛生士むけ】自己PRの例文
「5年ほど、出産育児で家庭に入っていました。
以前は、小児の患者さんが多い歯科医院で勤めていました。
子育ての経験から、真面目にコツコツと最後まであきらめないことを学びました。
ブランク明けで慣れないところもありますが、何事も粘り強くやり遂げたいと思っています。」
NGな自己PR
NGな自己PR…は以下の3点です。
この3点に気をつけると、それだけで印象がよくなります。
自分の利益ばかりアピールする
・たくさん稼ぎたい
・ラクしたい
・いっぱい休みたい
…のような利益をほのめかして書いてしまうと、採用側としての雇うメリットがなくなってしまいます。
前職の悪口をほのめかす
・残業多くて…
・意地悪なスタッフがいて…
・院長の性格が悪くて…
…などはNGです。
どこでも悪口を言う人、と思われかねないのでやめておきましょう。
すぐ辞める人…という評価にもなりやすいです。
書いてある内容が一致しない
例えば「協調性」「確実性」をアピールしていたのに、さいごは「積極性」「社交性」の強調になっていたりすると、一貫性がない…と思われてしまいます。
ポイントにしぼって、正直に自己PRすることが大切です。
内容に一貫性を持たせるようにしてください。
歯科衛生士の自己PRの書き方のコツ
書き方のコツは以下の2つ組み合わせてアピールする…です。
・性格
・経験
性格を分析する
自分の性格を分析してみましょう。
友達・知人・家族からいわれるような、客観的な評価をまぜてもOKです。
✔︎ 具定例
・責任感がつよい
・なにごとも積極的
・気配りができる
・社交的(コミュニケーション)
・ゆっくりだけど丁寧
どんな性格でも、「個性」「長所」としてアピールすることができます。
経験(やってきたこと)を振り返る
今までの経験を振り返ってみてください。
歯科に関わること以外でも問題なしです。
✔︎ 具定例
・歯科の資格、経験
・歯科衛生士以外の特技や資格
・子育て、介護の経験
・学生時代の体験
そんなものない…という人もいると思いますが、心配なしです。
ない場合は、「人に自慢できるものはありませんが、精一杯頑張りたいです」…とアピールしましょう。
この一文だけで『正直さ』が伝わります。
順応したい…という気持ちは長所です。そしてそれは、歯科医院にとって貴重な人材になります。
自己PR と 志望動機 のちがい
自己PRと志望動機の大きな違いは、「どこ」を対象にしているか…です。
・自己PR → 過去、現在
・志望動機 → 未来
自己PRは「過去と現在までの自分(自分の強みや長所)」を記載します。
これに対して、志望動機は「未来」について記載します。
この歯科医院でどうなりたいか、どんな歯科衛生士になりたいか…です。
その医院のもつ特徴を調べると、(外科に強い、予防重視など)かなり書きやすいです。
履歴書によっては一緒になっていることもあるので、その場合は組み合わせて書けばOKです。
求人サイトを利用するのはアリ
就活に関して迷いがあるなら、求人サイトを積極的に利用しましょう。
求人サイトには、エージェントが自己PRを添削してくれたり、テンプレを用意してくれるところもあります。
バリエーションも豊富なので、かなり有効ですよね。
このような機能を利用したい場合は、まずは求人サイトに登録して、「お役立ち情報」を確認してみてください。
すでに気になる求人がある…という人でも、求人サイトをチェックすることは有益です。
「本当にその求人がベストか」「求人情報に間違いないか」…を確認することができるからです。
おすすめの求人サイトはこちら ▼
✔︎ ブランクからの復職につよい歯科衛生士むけ求人サイト
・ファーストナビ | 人間関係を重視する歯科衛生士さんにおすすめ
※ 院長の人柄・スタッフの性格をエージェントが教えてくれる・履歴書の書き方もサポート
・ジョブメドレー | 条件にこだわりのある歯科衛生士さんにおすすめ
※ ブランクOK、午前のみOK…など細かい条件で検索できる・自己PR、志望動機の書き方コラムあり
・グッピー | 実績をウリにしたい歯科衛生士さんにおすすめ
※ 独自の適性診断機能をうけられる・スカウト機能を使ってスキルを最大限に売り込める
どれも無料でつかえて、実際に利用した歯科衛生士さんの評判も上々です。
ぜひ利用してみてください。
まとめ:歯科衛生士にとって自己PRは大事
歯科衛生士にとって、自己PRはとても大事です。
正確にアピールすることで、「自分にあった歯科医院」への就職のチャンスは広がるからです。
紹介した自己PRの例文は、すべてテンプレとして履歴書に「コピペ」してOKです。
ぜひ利用してください。
転職活動はハードですが、少しだけ歯を食いしばって頑張りましょう。
ちょっとの努力が、ステキな未来を引き寄せることになります。
この記事をよんだ歯科衛生士さんが、「希望に合った」歯科医院に就職できますように!
今回は以上です。