
就職して3ヶ月、仕事を辞めたい歯科衛生士「就職して3ヶ月たったけど、今の歯科医院を辞めたい。辞めるべきなのか続けるべきなのか、判断基準があれば教えてほしい。とはいえ、辞めるのも不安だな。もしやめたらどうしたらよいのだろう…」
こういった疑問にお答えします。
✔︎ 本記事の内容
・仕事をやめる判断基準
・3ヶ月で仕事をやめたくなる原因
・やめても大丈夫な理由
✔︎ 記事の信頼性

この記事を書いているわたしは歯科医師です。
複数の病院で仕事をしているため、今まで100人以上の歯科衛生士さんとお仕事してきました。
その中で、3ヶ月は歯科衛生士さんが仕事を続けるかどうかの分岐点になるシーンも見てきました。
就職して3ヶ月って、職場の状況が色々わかってくる頃です。
そのため、自分に合う・合わない…もヒリヒリと感じる時期でもあります。
この記事では、3ヶ月で仕事を辞めたい…と感じている歯科衛生士さんが、仕事を辞める基準を2つ紹介します。
辞めたらどうなるか…というところまで解説します。
この記事を読むと、3ヶ月で退職を考えている歯科衛生士さんが「結局どうしたらよいか」…がすべてわかります。
■ もくじ

関連記事 ▶︎ 【歯科衛生士向け】失敗しない転職活動のロードマップ
3ヶ月で仕事を辞めたい歯科衛生士【判断基準は2つある】
就職して3ヶ月。続けるか、辞めるか…本気で迷っている歯科衛生士さんの判断基準は2つです。
①:体調不良があるか
②:原因が解決できるか
上記の通りです。
3ヶ月で試用期間が終わる…そんな歯科衛生士さんもいるはず。 詳しくみていきましょう。
①:体調不良があるか
体調不良があるかどうか…は、大きな判断基準です。
体調は、なにをするにしても基本だからです。
仕事が原因で体調不良になっている場合、さらに体調が悪化してしまう可能性も高いです。
そして体調不良のまま仕事をすることで、仕事のパフォーマンスも落ちる…という悪循環になりかねません。
体調不良の有無は、仕事を続けるかどうかの大切な判断基準です。
②:原因が解決できるか
辞めたい…と感じている原因を、この先解決できるかどうかも、重要な判断基準です。
原因が解決できないなら、このまま「辞めたい」と思いながら、仕事を続けることになってしまいます。
後半で紹介しますが、
・人間関係
・待遇
・やりがい
…は、仕事をやめたくなる大きな原因です。
これらが、改善されるかどうかは、今後をきめる大きな分かれ道です。
心と身体の健康が一番大事
なんといっても、心と身体の健康が一番大事です。
どちらかが不調だと、良いパフォーマンスはでません。
むしろ、出そうと思っても出せません。
心と身体の健康は、宝物です。
✔︎ 特にココロは大事に
身体と違って、心の不調は見えにくいです。そのため、無理をしてしまいがち。
心は一度病んでしまうと直すまでに時間がかかります。
実際にうつ病になってしまって、何年も通院している歯科衛生士さんもいます。
治療には時間もお金もかかってしまいます。
まずは「心を守る」ということはとても重要です。
歯科衛生士が3ヶ月で仕事を辞めたい…と感じる原因
主な原因は以下の3つです。
①:人間関係が悪い
②:待遇が悪い
③:やりがいを感じない
「続けるか・辞めるか」は「原因が解決できるかできないか」ということに、大きく影響されます。
原因 ①:人間関係がわるい
人間関係は歯科衛生士さんの「退職理由」第1位です。
人間関係が悪いと、シンプルに仕事がやりにくいだけでなく、仕事にいきたくなくなります。
・院長との相性
・スタッフ同士の関係
・患者さんの質
これらは仕事のモチベーションに大きく影響します。
原因 ②:待遇がわるい
働いて3ヶ月ほどすると、ちょうど試用期間が終わった頃です。
この頃には、待遇の感じもわかってきます。
たとえば、
・給料が聞いていた額より低い
・お昼ゴハンがとれない
・残業代がでない
・休日にも連絡がくる
・社会保険に入れてくれない
こういった職場も実際にあります。
待遇の不満はダイレクトに辞めたい気持ちにつながります。
給料に不満があって退職を考えている歯科衛生士さんは、こちらの記事をご覧ください ▼
3ヶ月たったのに、
・何も教えてくれない
・何もやらせてくれない
・うたっている理念と違いすぎる
このように自分の思い描いた衛生士像と離れれば離れるほど、「この歯科院にいて良いのかな?」…と思いますよね。
以上、3つの原因が解決されないのであれば、半年経っても「やめたい気持ち」は変わりません。
3ヶ月でやめたら後悔するのでは?迷惑かけるのでは?
実際に仕事をやめることを考えると、
・やめてしまっても本当に大丈夫かな?
・迷惑がかかるのでは?
・後悔したらどうしよう
・つぎの転職に影響が出るのでは?
…と、不安になってしまいますよね。
この不安を解消するために、以下の事実を知っておいてください。
・あなたがいなくても仕事は回る
・限界まで頑張りすぎると、本当に病む
・歯科衛生士の求人はたくさんある
あなたがいなくても仕事は回る
3ヶ月で仕事をやめると、
・同僚のスタッフに迷惑をかける
・患者さんに申し訳ない
…のような、罪悪感を感じることがあります。
心の優しい人や、 責任感の強い歯科衛生士さんに多いです。
ですが、あなたがいなくても仕事は回ります。
残った人が回してくれます。
ですので、そこまで職場の心配をする必要はありません。
逆に、あなたがいなければ回らない仕事場なら、やばいです。安心してください。
関連記事 ▶︎【やめたい!】歯科衛生士が円満に退職する5つの手順【伝え方は大事】
気をつけるべき前兆症状
辞めたいと感じていると、気持ちが麻痺してくることがあります。
結果として、しらないうちに心を蝕みます。
・夢に出る
・玄関で足が止まる
・自然に涙がでる
・勤務中に時間が経つのが異様に遅い
…こういった状態は、限界の予兆です。
なるべく早く自分の身を守ってあげてください。
✔︎辞めるときは「一身上の都合」でOK
辞めるときに何て言っていいか、どんな理由にしようか…迷う人がいます。
結論、「一身上の都合」で大丈夫です。
勇気を持って伝えましょう。
それでも、引き止められるときは、「退職代行サービス」の利用は有効です。
費用は3万円ほどかかりますが、
・確実に辞めることができる
・即日で辞めることができる
・医院と直接連絡をとらなくてよい
…ので、どうしてもやめたいときにはぜひ利用してください。
関連記事 ▶︎【辞めさせてくれない…】歯科衛生士が引き止めを振り切る2つの方法
歯科衛生士の求人はたくさんある
歯科衛生士の求人は、たくさんあります。
どのくらいたくさんかというと、1人の歯科衛生士に対して20の歯科医院が求人を出している…状態です。
そのため、次の転職先があるのかな?と心配する必要はありません。
何度も転職をくりかえしている歯科衛生士さんでも、スカウトがきたりします。
関連記事 ▶︎ 転職3回目の歯科衛生士が転職を成功させるコツ【回数が多くてもOK】
よくある質問:どうやったら、「自分にあった」は職場見つかる?
いまは、細かい条件で検索できたり、事前に院長の人柄を教えてくれる転職サイトもあります。
希望にあった職場をみつけるなら、まずは転職サイトに登録して、希望にあった求人をチェックしておきましょう。
歯科衛生士のオススメの転職サイトはこちら ▼
✔︎ 歯科衛生士におすすめの転職サイト
・ファーストナビ | 人間関係を重視する歯科衛生士さんにおすすめ
※ 院長の人柄、スタッフの性格をエージェントが教えてくれる・まずは登録しておきましょう
・ジョブメドレー | 条件にこだわりのある歯科衛生士さんにおすすめ
※ 細かい条件で検索できる・希望にあった求人がメールで届くので、優良な求人を見逃す心配なし
・グッピー | 実績をウリにしたい歯科衛生士さんにおすすめ
※ 独自の適性診断機能をうけられる・スカウト機能を使ってスキルを最大限に売り込める
「転職サイトの特長は?」「良質な求人を見極めるコツは?」
…といった疑問をお持ちの歯科衛生士さんは以下のサイトをご覧ください ▼
3ヶ月で辞めるか、じっくり決めましょう【後悔のないように】
今回は、就職して3ヶ月だけど仕事を辞めたい…と思っている歯科衛生士さんに向けて、
・仕事をやめる判断基準
・3ヶ月で仕事をやめたくなる原因
・やめても大丈夫な理由
…を紹介してきました。
繰り返しになりますが、辞めるか辞めないかの判断で一番大切なことは「心と身体の健康」です。
心と身体が健康であれば、いつでも働くことが出来ます。
後悔のないように、半年後・1年後をみすえて、しっかり考えてみてください。
辞める・辞めない…どちらを選択したとしても、その経験は必ず未来の役に立ちます。
最後に。
どうしても辛い…というときは、もっと働きやすい病院が必ずあることも忘れないでください。
日本には歯医者が7万件もあります。ですので、今の歯科医院が最高の環境…のはずがありません。
3ヶ月で仕事を辞めたい…と思った歯科衛生士さんがステキな環境で働くことができますように!
今回は以上です。
✔︎ 歯科衛生士におすすめの転職サイト
・ファーストナビ | 人間関係を重視する歯科衛生士さんにおすすめ
※ 院長の人柄、スタッフの性格をエージェントが教えてくれる・まずは登録しておきましょう
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※ 細かい条件で検索できる・希望にあった求人がメールで届くので、優良な求人を見逃す心配なし
・グッピー | 実績をウリにしたい歯科衛生士さんにおすすめ
※ 独自の適性診断機能をうけられる・スカウト機能を使ってスキルを最大限に売り込める