
歯科衛生士「ブランクから復帰を考えているけど、志望動機の書き方がわからない。例文や書き方を知りたい。NGな志望動機も教えてほしい。」
ブランクのある歯科衛生士さんが復帰を考えたとき、志望動機をどのように書いたらよいの?と迷うケースは多いです。
記事を参考にすると、ブランク明けの歯科衛生士にとっての「魅力的な志望動機」がわかります。
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そのため志望動機は採用の大きな判断基準です。
ブランク明けの歯科衛生士におすすめ
転職エージェント TOP3
■もくじ
ブランク明け歯科衛生士の志望動機の例文|履歴書にコピペOK
具体的に、志望動機の例文をシーン別に4つ紹介していきます。
- 子育てによるブランク
- 介護によるブランク
- 病気によるブランク
- 他職種での勤務によるブランク
例文はそのままコピペしてもOKですが、自分なりにアレンジを加えることがおすすめです。
【例文】子育てによるブランク
5年ほど出産と育児に専念していました。 子供も大きくなり、歯科衛生士として復職したい気持ちがつよく、貴院に応募いたしました。
子育てを通じて予防の大切さを実感し、予防に力を入れている貴院で働きたいと考えております。
産後復帰ではありますが、長年子どもと関わってきた経験を活かしながら、積極的に勉強して患者さんに貢献したいです。
出産前は歯科衛生士として、7年ほど勤務していました。
患者さんから感謝されたときに感じた「医療の素晴らしさ」を忘れることができず、また同じ職種で働きたいと思いました。
歯科衛生士としての資格を活かし、誠心誠意対応していきたいと思います。
【例文】介護によるブランク
3年前、親に介護が必要となり、5年働いた歯科医院を退職いたしました。
前職では、受付業務・レセプト業務・診療補助まで幅広く仕事していました。
1日20人ほどの患者さんを、1人で対応したこともあります。
介護の経験から、高齢者への対応も微力ながらできるようになりました。
久しぶりの復帰ではありますが、貴院に貢献できるようスキルアップしていきたいと考えています。
5年前に両親の介護をするため、勤務していた歯科医院を退職しました。介護を通じて、高齢者の口のケアの重要性を実感しました。
介護が落ち着いたので、仕事復帰したいと思っています。
貴院では高齢者歯科に力を入れているとのことですので、 高齢者や介護を必要とする人に歯科衛生士として貢献したいです。
ブランクはありますが、 貴院のやり方を積極的に学びたいと思っています。
※ 訪問歯科に興味がある歯科衛生士さんは 【訪問歯科へ転職】歯科衛生士向け 志望動機の書き方 も参考にしてください。
【例文】病気によるブランク
2年ほど前、体調悪くして療養していました。今は回復し、歯科衛生士として復帰したいと考えています。
貴院は働きやすい環境に力を入れている、とお聞きしました。
人見知りではありますが、 積極的にコミュニケーションを取って職場に慣れていきたいと思っています。
またしっかり勉強して、貴院の力になりたいと考えています。
【例文】他職種での勤務によるブランク
3年ほど前に他の業種も経験してみたいと思い、アパレルの仕事をしていました。
貴院のホームページを拝見させて頂きまして、明るく親切な印象をうけました。
アパレルで接客した経験を生かして、歯科衛生士として働きたいと思っています。
歯科衛生士としてはブランクがありますが、明るく柔軟な対応で頑張っていきたいです。
4年前、人間関係がうまくいかなかった経験から歯科医院を退職しました。
パン作りに興味があったので、近くのパン屋さんでパートしていました。
その中で、歯科衛生士として働きたいという気持ちが再燃いたしまして、貴院に応募いたしました。
久しぶりの復帰ではありますが、貴院に貢献できるようスキルアップしていきたいと思います。
歯科衛生士がブランクからの復帰を成功させる3つのコツ
歯科衛生士が、ブランクから復帰するときに成功する3つのコツを紹介します。
- ブランク明けの不安を解消する
- 転職エージェントを活用する
- 自己PRも忘れずに
ブランク明けの不安を解消する
ブランク明けの不安を、できる限り解消しておきましょう。
- 職場の雰囲気になじめるか
- 給料や勤務時間は守られるか
- 治療のやり方についていけるか
上記のような不安を解消できれば、安心して働くことができます。
ブランク明けの不安を解消するには、つぎの3つが有効です。
✔︎ ブランク明けの不安を解消する方法
- 復職支援セミナーをうける
- 本で学ぶ
- ブランクに理解のある医院を探す
詳しくは、以下の記事で解説しています。
»【復帰が怖い】ブランクのある歯科衛生士が不安を払拭する3つの方法
どんな歯科衛生士でも、ブランク明けの復帰は不安です。不安を解消しておきましょう。
転職エージェントを活用する
不安を解消するなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
親身に就職活動サポートしてくれるので、希望に合った働き方に近づく可能性がグッとアップします。
✔︎ 転職エージェントのサポート
- 志望動機の添削
- 非公開求人の紹介
- 院長の人柄をリサーチ
- 給料や雇用条件の交渉
- 就職後のアフターフォロー
転職エージェントは無料で利用できるので、就職に不安のある歯科衛生士さんは積極的に相談してみましょう。
✔︎ 歯科衛生士におすすめの転職サイト
転職サイト | 特徴 | おすすめポイント | 公式サイト |
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自己PRも忘れずに
志望動機とともに自己PRも忘れないようにしましょう。
イメージとしては、志望動機=「未来」、自己PR=「過去と現在」です。
- 志望動機:志望理由と実現したいこと
- 自己PR:自分を採用するメリット
志望動機の後に自己PRも付け加えて、自分をアピールすると効果的です。
履歴書が同じ欄になっている場合は、自己PRも併せて書きましょう。
»【書き方のコツ】歯科衛生士の自己PRの例文集【新卒/転職/ブランク】
NGな志望動機
NGな志望動機は、以下の通りです。
- 短すぎる
- 前の歯科医院の悪口をいう
- 自分の利益だけを主張する
- 自己評価が低い
文章が短すぎる
1行ぐらいの短すぎる志望動機はオススメしません。
やる気がない・何も調べていない…と思われてしまいます。
前の歯科医院の悪口を書く
悪口のようなネガティブな情報は良い印象を与えません。
嫌なことがあったらすぐ悪口を言って辞めてしまうのではと思われてしまうだけです。

ポジティブな情報を書きましょう。
自分の利益だけ主張する
たとえ本音だとしても、「給料が高いから」「家から近いから」といった自分自身にのみメリットのある志望動機はNG です。
自分の利益だけ主張するのは、印象が悪くなるだけです。
自己評価が低い
自己PRに関しての話になりますが、自分の評価を低くしすぎてもいけません。
自信のなさが過度に伝わってしまいます。
たとえマイナスポイントがあったとしても、謙遜しつつプラスに変換して書くようにしましょう。
ブランク明け歯科衛生士の志望動機「書き方のポイント」
ブランク明けの歯科衛生士の志望動機の書き方のポイントは、つぎの5つです。
- ブランクの理由をはっきり書く
- 志望した理由を明確にする
- 自分の強みをアピールする
- オリジナルをまぜるとさらに◎
- 真実をそのまま話す必要はない
ブランクの理由をはっきり書く
ブランクの理由をはっきり書きましょう。
なぜブランクがあるのか?…については病院側も知りたい項目です。
- 結婚
- 出産、育児
- 介護
- 病気による休職
- 他の業種での勤務
最近はブランク明けで復帰する歯科衛生士は多いです。
また、個人情報の観点から、「詳細」まで深く聞かれることはあまりありません。
志望した理由を明確にする
志望した理由も大切です。
なぜ数ある歯科医院の中からその病院を選んだのか、その理由によって採用不採用は大きく左右されます。
とはいっても、難しいことはありません。
よくある理由は、次のとおり。
- 家から近い
- 給料がよい
- 転職サイトに「時短で働ける」と書いてあった
- 転職サイトに「ブランクOK」と書いてあった
志望した理由をはっきりさせることで、自分の希望条件を明確にする効果もあります。
とはいえ、これらをはっきり書いてしまうと、角が立つ場合もあります。
- 働きやすい環境だと思った
- 地域密着の歯科医院だと感じた
このように言い換えると、やわらかく伝わります。
✔︎ 歯科医院のウリをチェックしておく
転職サイトの情報や病院のホームページなどから「その歯科医院のウリ」が分かるはずです。
- 根治がうまい
- 外科につよい
- 矯正が専門
志望動機が歯科医院のウリにマッチすると、採用されやすくなります。
また、歯科医院のアピールポイントを見極めておくことで、「すぐ辞めるのでは?」という印象をもたれません。
自分の強みをアピールする
自分の強みを伝えるのも大切です。
その強みが、病院から必要とされる能力であれば、採用されやすいです。
具体例としては、以下のとおりです。
- スケーリングが得意
- 物腰柔らかく患者さんと話せる
- 訪問経験がある
とはいえ「そんな強みはない」という歯科衛生士も多いと思います。
しかし心配いりません。
この強みというのは、専門的なスキルを持っている・特別な資格を持っている…そういうことではありません。

例えば、5年ほど子育てをした経験がある・家で介護をした経験がある・アパレルで勤めた経験がある。
このような独自の経験は、そのまま強みとなります。
向上心がある・明るい・スキルアップしたい・地域に貢献したい…。このような志も、重要なポイントになります。
オリジナルをまぜるとさらに◎
紹介した例文をそのままコピペでもOKですが、自分なりにすこしアレンジするだけで、独自性を出すことができます。
人によって、環境・経験・年齢・性格…といったバックグラウンドが異なるからです。
例文を活用しつつ、自分らしさを組み込むことで、あなたの強みは増強します。
真実をそのまま話す必要はない
志望動機を書く際に、大切な考え方は「嘘はダメ。だけど、真実をそのまま書く必要もない」ということです。
✔︎ よくある本音
- 給料が高い
- 家から近い
- 勤務時間が短い
- 職員が多いから休みやすい
本音を言えば、こういった自分都合の理由で職探しをするのが当然です。
ですが目的は「希望に合った歯科医院に採用される」こと。
自分の利益になる目的だけ伝えても、採用されにくくなるだけです。
- 通いやすい明るい医院に思えた
- 地域密着型の歯科医院に感じた
- 職員へのサポートが整備されていると感じた
- 地域密着型でアットホームな歯科医院にみえた
ウソのない範囲で表現しましょう。
【志望動機は大事】ブランク明けで、希望に合った歯科医院で働こう
今回は、ブランク明けの歯科衛生士の志望動機の例文・書き方を解説してきました。
志望動機をうまく伝えることで、自分にあった歯科医院への就職のチャンスは広がります。

志望動機の作成に困ったら、転職エージェントに相談しましょう。
プロの目線でチェックしてもらうと、希望の歯科医院から高評価をもらえる職務経歴書が出来上がります。
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