
『院長と合わない』と感じている歯科衛生士「現在、きらいな院長の元で働いているけど、どう対策すればよいのかな。嫌い、うざい…っていう感情が自然に湧き出てしまう。どうしても合わないときは、どうしたらよいのだろう…」
こういった悩みを解決します。
✔︎ 本記事の内容
・歯科衛生士が院長と合わない理由
・院長と合わないときに歯科衛生士ができる対策
✔︎ 記事の信頼性

この記事を書いているわたしは歯科医師です。
複数の歯科医院で仕事しているため、100人以上の歯科衛生士さんと一緒にお仕事してきました。
その中で、院長と合わない…という歯科衛生士さんをたくさんみてきました。
歯医者で働く歯科衛生士さんの中には、
・性格悪い
・行動がうざい
・とにかく嫌い
・何をいわれてもムカつく
…のように「院長と合わない」と感じながら仕事している人は多いです。
この記事では、歯科衛生士が院長と合わない理由・やっておくべき対策…を解説します。
この記事をよむと、院長のことが嫌いな歯科衛生士さんが一体どうしたらよいのか?…すべてわかります。
■ もくじ

【嫌い・うざい・ムカつく】歯科衛生士が院長と合わない理由
嫌い・うざい・ムカつく…と感じるには、理由があるはず。その「院長と合わない理由」を明確にすることは重要です。
理由がわかれば、対策を立てることができます。
理由は大きく「人柄、性格に関するもの」と「仕事に関するもの」があります。
人柄・性格に関するもの
人柄・性格に関するもの…の例は、つぎのとおりです。
・気分で態度が変わる
・人によって態度が変わる
・伝え方がネチネチしている
・生理的にムリ
・パワハラしてくる
これらは、院長に対して、性格悪い・うざい・ムカつく・頭おかしい…と感じる理由です。
✔︎ パワハラには注意
パワハラを受け続けると、シンプルに病みます。
パワハラとは、以下のような事例です。
・怒鳴る
・人格を否定する
・退職をちらつかせる
・無視をする
心身を病んでしまうと、仕事だけでなく、経済的(通院)にも影響が出ます。
そのため、改善を求める・退職する…といった早めの対策は必要です。
仕事に関するもの
仕事に関するものでも、院長と合わない…と感じることがあります。
・治療が適当
・患者さんへの対応がザツ
・病院の理念と治療内容が合わない
・ぼったくり気味
・給料を上げてくれない
これらは、院長についていけない・せこい・最低…と感じてしまいます。
院長と合わないときに、歯科衛生士ができる5つの対策
✔︎ 院長と「合わない」ときに歯科衛生士ができる対策
①:できるだけ距離をおく
②:改善案を提示する
③:信頼できる人に話を聞いてもらう
④:今の職場にとどまる理由を考える
⑤:環境を変える
結論、上記の通りです。
これだけだとボヤッとしているので、深掘りしていきます。
①:できるだけ距離をおく
できるだけ距離をおきましょう。
嫌い、うざい、ムカつく…というような感情は、ストレスにしかなりません。必要以上のことは話さない…ように意識しましょう。
とはいえ、完全に距離を保つのは仕事上難しいはず。
そのため、「仕事と割り切り、心を無にする」…をイメージしてください。物理的な距離感よりも、心理的な距離感をおきましょう。
ここで有効な考え方は「他人には期待しない」…です。
自分を変えることはできますが、相手を変えることはできません。期待しないことで、ストレスを軽減することができます。
このあたりは有名な「アドラー心理学」の本がおすすめです。
本文中に「ロバを水辺にはつれていくことはできても、水を飲ますことはできない」という話がでてきます。
そこを仕事に置き換えてみてください。(Kindle版は無料です)
②:改善案を提示する
自分ができることを考えて、改善案を提案してみましょう。
環境が改善されることで、院長に対して「あわない」…と感じなくなる可能性があります。
このときは、
・具体的
・冷静
…に伝えることがポイントです。感情的に伝えないように気をつけてください。
院長によっては、話を聞いてくれる場合があります。
とはいえ、それを受けいれるかどうかは相手次第です。
ですがもし通らなくても、「改善案を考えて、冷静に提出した」という事実は、必ず今後の人生の糧になります。
③:信頼できる人に話を聞いてもらう
信頼できる人に話を聞いてもらう…は大切です。
話を聞いてもらうことで、気が紛れます。さらに、冷静になる・状況を客観的に見れる…ようになります。
ハッとする解決案を、教えてくれるかもしれません。
話す相手は、家族・職場の友達・他職のともだち・恋人…信頼できる人がベストです。
話しただけでは解決にならない…と考える方もいると思いますが、それでも問題ありません。
たとえ解決にならなくても、心が少しでも楽になることは大きなプラスです。
④:今の職場にとどまる理由を考える
「なぜ今の職場にいなければならないのか」を考えてみるのも有効です。
このままここで仕事をしていくべきかの判断基準になります。
たとえば、
・給料がよい
・勤務時間が短い
・スキルアップができる
・福利厚生が充実している
…などの「働くメリット」が、「院長と合わないデメリット」を上回れば、このままでも良い…という判断ができます。
働いている意味を改めて考えることは、今後に必ずつながります。
⑤:環境を変える
環境を変えれば、合わない院長から離れることができます。
・分院への移籍
・他の歯科医院へ転職
このように、環境が変わることで、いまある状態をリセットできます。
環境を変えることは勇気のいることなので、慎重な判断は必要です。
とはいえ、仕事がつらすぎて、
・最近よく眠れない
・院長が夢に出る
・朝、玄関から動けない
…といった、ふだんと違う症状が出るときは、環境を変えることを考えてみてください。
身体と心の健康…が最優先です。
これだけは忘れないでください。
✔︎ 歯科衛生士におすすめの転職サイト
・ファーストナビ | 人間関係を重視する歯科衛生士さんにおすすめ
※ 院長の人柄・スタッフの性格をエージェントが教えてくれる・まずは登録しておきましょう
・ジョブメドレー | 条件にこだわりのある歯科衛生士さんにおすすめ
※ 細かい条件で検索できる・希望にあった求人がメールで届くので、優良な求人を見逃す心配なし
・グッピー | 実績をウリにしたい歯科衛生士さんにおすすめ
※ 独自の適性診断機能をうけられる・スカウト機能を使ってスキルを最大限に売り込める
求人情報の収集は、心に余裕をうみます
合わない・嫌い・うざい・むかつく…が爆発することはある
院長と合わない職場で仕事していると、
・もうムリ!
・耐えられない!
・これ以上、一緒に仕事できない!
と、なにかの拍子に感情が爆発してしまうことがあります。
そのときは、転職…が現実的になってきます。
ですが、その状態におちいったときにあわてて転職活動しても、冷静な判断ができません。
転職活動中は精神的にも、経済的にも不安になります。
そのため、普段から定期的に求人情報をチェックしておくことはオススメです。
✔︎ 退職はいつでもできる
さらに、すぐにでもやめたくなった場合は、退職代行サービス…を使うと即日に退職することもできます。
詳しくは【徹底比較】歯科衛生士・歯科助手にオススメの退職代行3社【無料相談あり】で解説しています。
切羽詰まったときは、ぜひご覧ください。
【いつでも転職できる】歯科衛生士の求人は多い
歯科衛生士の求人は、ハッキリいってたくさんあります。
いまは、どこの歯科衛生士不足だからです。
実際、歯科衛生士の有効求人倍率は20倍。これは、一人の歯科衛生士に対して、20の歯科医院が募集を出している状況です。
そのため、転職に困ることはほぼありません。
歯科医院は全国に7万件。いまより環境のよい歯科医院は必ずあります。
歯科衛生士は求められている…という状態は、心に余裕をうみますよね。
求人情報を見て、今の環境と比較する
少しでも自分にあった歯科院を探すなら、転職サイトの求人情報をみて「自分の労働環境」と比較しておきましょう。
・給料
・勤務時間
・休日
・福利厚生
条件を比較することで、自分の価値…を知ることができます。
いまは、院長の人柄やスタッフの人間関係を事前にリサーチしてくれる転職サイトもあります。
希望に合った歯科医院の情報を手に入れたい人は、まず転職サイトに登録して求人をチェックしておきましょう。
オススメの転職サイトはこちら ▼
✔︎ 歯科衛生士におすすめの転職サイト
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※ 独自の適性診断機能をうけられる・スカウト機能を使ってスキルを最大限に売り込める
実際に利用した歯科衛生士さんの評判も上々です。
サイトごとに取り扱う分野や給料などが違うので、転職サイトは2〜3社登録しておくと、求人の見逃しがなくなります。
「転職サイトの特長は?」「良質な求人を見極めるコツは?」
…といった疑問をお持ちの方はこちらの記事をご覧ください ▼
「脱・合わない院長」…にむけて
今回の記事では、
・歯科衛生士が院長と合わない理由
・院長と合わないときに歯科衛生士ができる対策
…を解説してきました。
一つでも実践することで、状況が変わる可能性はあります。動かなければ、なにも変わりません。
できることから始めて、ステキな環境を目指してみてください。
・自分の身体と心が1番大事
・歯科衛生士は必要とされている
…ということは忘れないでくださいね。
ステキな職場で働くことができますように!今回は以上です。
✔︎ 歯科衛生士におすすめの転職サイト
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※ 院長の人柄・スタッフの性格をエージェントが教えてくれる・まずは登録しておきましょう
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