訪問歯科診療の「当日の流れ」を具体的に解説します【注意点あり】

訪問歯科診療をうける際の「当日の流れ」を知りたい人へ。

 

・訪問歯科診療を利用したいが、当日の流れを具体的にしりたい

・当日の注意点があればおしえてほしいな

 

本記事ではこういった疑問にこたえます。

 

本記事の内容

 

この記事を書いている私は歯医者です。

 

認知症や高齢者の方の治療を専門にしています。

 

毎日、患者さんの自宅や老人ホームに訪問しつつ、Twitterで情報発信しています。

 

記事の信頼性担保につながれば嬉しいです。

 

 

『「介護の必要な人」が身内にいる人には訪問歯科という医療サービスを知っておいてほしいな。寝たきりや認知症で通院が難しくても、お部屋にいながら治療をうけられます。むし歯は削れるし、銀歯や入れ歯も作れる。レントゲンも撮れて、歯だって抜ける。もちろん保険適応。口の健康は全身の健康です』

 

 

 

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訪問歯科診療の当日の流れ

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訪問歯科診療を受けるの当日の流れを紹介します。

 

場所は在宅(つまり自宅)で受けるか、介護施設のような老人ホームで受けるかの2パターンがあるのでそれぞれ解説します。

 

訪問歯科診療の当日の流れ【在宅】

 

到着、診療場所へ

事前の診療説明 (家族)

診療

診療後の説明、次回の予定

退室

 

上記の通りです。

 

基本的には診療予定時間に家にいれば、問題ありません。

 

訪問歯科診療のスタッフを診療場所へ案内すれば、そこですべて完結します。

 

ケアマネージャーが同席することもあります。

訪問歯科診療の当日の流れ【介護施設】

次に、介護施設での当日の流れを紹介します。

 

到着

事前の診療説明(家族 or 介護スタッフ)

診療場所へ

診療

診療後の説明、次回の予定

退館

 

上記の通りです。

 

介護施設では複数の患者さんを診察することがあるので、まず最初に全体の診療説明を介護職員におこないます。

 

そのあとお部屋へ行き、診療します。

 

診療後の説明もケアマネージャーのような介護スタッフか看護師のおこないます。

 

診療記録として残していくので、家族はいつでもその状況を確認することができます。

 

訪問歯科診療の当日の注意点

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訪問歯科診療を受ける「当日の注意点」を紹介します。

 

少しの工夫で、診療時間の大幅な短縮が期待できます。

 

当日の健康状態を確認

当日の健康状態を確認しておきましょう。

 

訪問歯科診療は、患者さんの健康状態を確認しながら診療します。

 

当日発熱している、いつもより具合が悪い、食欲がない、などの細かい情報は診療に役立ちます。

 

準備物・必要書類

治療に関しては特に準備するものはありません。

 

必要書類は事前に診療スタッフから告知があります。

 

>>参考:訪問歯科診療をうけるときに準備する物【7つある】

 

診療場所の確保

診療場所はどこでも構いません。

 

どんな体勢でも、どんな状況でも診療することができます。

 

寝室でもリビングでもどこでも問題ありません。

 

2畳ほどのスペースがあれば診療できますが、広い方がスムーズです。

 

水場とコンセント

水場とコンセントが近くにあると、診療はスムーズに進みます。

 

歯科治療では水とコンセントが必要です。

 

そのため家の中で水場とコンセント、診療場所、この3つの動線が近いと診療しやすいです。

 

また、誰にも見られたくない場所が動線に入らないようにしましょう。

 

駐車スペース

訪問歯科診療では「駐車スペース」が必要です。

 

訪問歯科診療のスタッフは機材と共に、車で移動してきます。

 

駐車場がない場合は、近くのコインパーキングを事前に教えておくと、診療がスムーズに進みます。

 

滞在時間

滞在時間は長くて30分程度です。

 

訪問歯科診療の対象となる「通院困難な人」はずっと口を開いてること、もしくは口を開けること自体が難しいことが多いからです。

 

そのため訪問歯科診療では効率的で効果的な治療を目指します。

 

患者さんの体調を見つつ、一般歯科では一度で終わらせる治療でも数回に分けて行うことがあります。

 

訪問歯科診療のスタッフは2〜3人でくる

訪問歯科診療のスタッフは2人から3人で来ることが多いです。

 

診療をスムーズにおこなうために必要です。

 

歯科医師、歯科衛生士、歯科助手の3人が一般的です。

 

そのため、あまりにも診療スペースが狭いと効率が落ちてしまうので、繰り返しになりますが最低、2畳分のスペースが必要です。

 

診療内容の確認

診療前と診療の後診療の内容を確認することは重要です。

 

本人が直接症状を訴えることが難しい場合も多く、周りで介護に関わる人の共通理解が大切です。

 

治療計画に関するトラブルを防止するためにも、しっかり治療計画を聞いておきましょう。

 

今後の予定、診療回数を聞いておくと見通しが立てやすいと思います。

 

訪問歯科診療の頻度

診療の頻度を確認することも重要です。

 

週に一度なのか、月に一度なのかでは介護の予定が変わっていきます。

 

>>参考:訪問歯科診療の頻度について解説します【治療の期間・回数も紹介】

 

訪問介護や訪問マッサージも予定との兼ね合いもあるので、都度確認しておきましょう。

 

訪問歯科診療では治療が終わっても、メンテナンスに入ることが多いです。

 

これは口腔ケアと呼ばれます。

 

口腔ケアは歯周病や虫歯だけでなく、 誤嚥性肺炎を防ぐために有効です。

 

そのため月に一度以上の診察を提案されることが多いでしょう。

 

毎日の口腔ケアが最重要

歯医者が来たときだけ口の中をきれいにしても正直、意味がありません。

 

口の中の清潔は、毎日の歯磨きが最重要です。

 

訪問歯科診療のスタッフに歯磨きの仕方を教わりつつ、 本人または家族ができるようになるのが理想です。

 

✔︎【おすすめの歯ブラシ】

タフト24 歯ブラシ スーパーソフト

 

✔︎【おすすめの歯磨き粉】

ウェルテック ジェルコートF 90g

ただ1,400円ほどと少しお高めなので、市販のものでフッ素が1400ppm以上のものであればOKです。

 

訪問歯科診療の当日は何もしなくても大丈夫です【なるべくリラックス】

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今回の記事をまとめます。

 

✔︎訪問歯科診療の当日の流れ【在宅】

到着、診療場所へ

事前の診療説明 (家族)

診療

診療後の説明、次回の予定

退室

 

✔︎訪問歯科診療の当日の流れ【介護施設】

到着

事前の診療説明(家族 or 介護スタッフ)

診療場所へ

診療

診療後の説明、次回の予定

退館

基本的には何もすることがありません。

 

紹介したように、診療スペースや動線やをわかりやすくすると、スムーズに診療ができ短期間で治療することができます。

 

ぜひ実践してみてください。

 

他人が家にあがるということで、最初は緊張します。

 

信頼関係を築きつつ、徐々にリラックスして治療を受けるようになりますので、安心してください。

 

今回は以上です。

 

>>参考:【必見】訪問歯科診療の料金・費用をすべて紹介します【料金表つき】

 

 

 

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