外出も食事も安心!入れ歯安定剤の正しい選び方。おすすめランキングで解説【歯医者監修】

こんにちは!

訪問歯科医の白たぬきです。

入れ歯がはずれたらどうしよう・・・

入れ歯は装着したその日からずっと使うものです

そのためどうしても色々な悩みが出てきてしまいます

入れ歯はプラスチックと金属で作られているため

時間がたつと徐々に形が変わってきます

形が変わるのは歯も歯ぐきも同じです

歯が傾いたり、腫れたりすることで

入れ歯をつくったときの状態と大きく変化してきてしまいます

そうするとどうなるか

多くはゆるんだり、外れたり、痛みが出たりと

かなり不快な状況になってしまいます

問題なのはこれらが

予期せずにやってくる

ということなんです

特に『入れ歯がはずれる』というのはとても困りますよね

食べられない

話せない

なにより

恥ずかしい!!


すぐに歯医者に行くことができれば

応急処置をしてもらえます

ですが、なぜか悪いタイミングでこういう症状というのは出始めるものです

歯医者行く時間もない忙しいとき、またはどうしても外れてはいけないとき

例えば

大切な人との食事、仕事の打ち合わせ、会社の会議

今日、入れ歯がはずれたら困るのに・・・

けれど安心してください

誰にでもある悩みだからこそ

解決法が存在します

その方法とは

入れ歯安定剤を使う

ということです

なんだそんなことか・・・

と思った方。

たかが安定剤ですが、されど安定剤なのです

自分に「合った」安定剤を「正しく」つかうことで

快適に過ごすことができます

今回は入れ歯の専門家であるボクがもっとも使えると感じた

厳選した入れ歯安定剤

を状況に合わせて紹介します

スポンサーリンク

入れ歯安定剤の種類は4タイプ。ぞれぞれの特徴。

f:id:prandium:20180510002829p:plain

『クリーム』タイプ (クリックすると商品ページで詳細確認できます)

チューブの先から柔らかい歯磨き粉のようなものが出てきます

つけるだけで薄く広がるため、使い方も簡単で粘着力は最強です

ベタベタ感があるため、剥がしにくいことがあります

水と反応して30分ほどかけて少しずつくっつくので、なじむまで焦らずに待ってください

『クッション(パテ)』タイプ

チューブの先からゴムに近い粘土のようなものが出てきます

粘着力は強く弾力もあるため、グラグラでガパガパの入れ歯に向いています

伸ばすのに大変な反面、剥がしやすいです

長期に使用すると噛み合わせがずれたり、歯ぐきや顎が弱くなってしまいます

『粉末(パウダー)』タイプ

ふりかけに似た粉末を入れ歯の裏側にかけます

ふりかけるだけなので簡単に使うことができます

天然の粘着剤を使用しているため体に優しいです

粘着力はやや弱く、入れ歯と歯ぐきの隙間が大きい場合の効果はありません

『シート(テープ)』タイプ

絆創膏ほどの大きさのシートを入れ歯の内側に貼って使用します

シールのように貼り付けるだけなので使い方は簡単です

粘着力はやや弱く、粉末タイプと同じくらいです

財布やカバンにいれてもかさばらず、携帯に便利です

強力!とにかく落ちない、ゆれない、はずれない!

f:id:prandium:20180510002233p:plain

いくら「強力」といっても、身体に悪いものや絶対にはずれないものではありません。

コスパの良いものを紹介します

第3位  ポリグリップV 『クリームタイプ』

クリーム状の安定剤の中でも、歯ぐきや歯に刺激の少ない商品です

粘着力の低下を最低限におさえて、歯ぐきに優しい成分を配合しています

危険と言われる亜鉛もポリグリップシリーズはすべて使用していません

第2位  タフグリップ 『クッションタイプ』

ポリグリップには及ばないものの、強めの粘着力を持っています

ゴム状の形が特徴で、粘土のように扱えるため操作性を好み、愛用している人もいます。入れ歯と歯ぐきの隙間が大きいいわゆるガパガパな入れ歯に適しています

ひっかかりがなく落ちてる、入れ歯と歯ぐきの間に野菜やお肉がそのままはさまる

そんな人には一度試してほしい商品です

ただし長期の使用には向いていないので、早めの受診をおすすめします

第1位  ポリグリップ無添加 『クリームタイプ』

最強の粘着力を持っています

迷ったらこれ1択です

初めて安定剤を使う患者さんにも、まずは使ってみることをオススメしています

部分入れ歯はもちろん、総入れ歯でも長時間固定することができます

匂いもほとんどなく、売れ筋NO.1です

美味しい食事を楽しむ。味に影響しにくい!

f:id:prandium:20180510002256p:plain

第3位  タッチコレクトⅡ(ツー)『シート(テープ)タイプ』

無味無臭です

携帯にも便利ですが粘着力に難点があります

粉末タイプと同じで、歯ぐきと入れ歯の隙間の大きい場合には向いていません

第2位  ポリグリップ無添加『クリームタイプ』

かなりの接着力と無味無臭を実現しています

ベタベタする成分に若干にがみを感じることがあります

使い方も簡単で、はみ出さないように塗るだけで成分の溶出を防ぐことができます

第1位  ポリグリップパウダー『粉末(パウダー)タイプ』

完全な無味無臭です

粘着力はやや劣ります

その名の通り粉末状のため、入れ歯と歯ぐきの隙間が大きい場合は接着しないので注意が必要です

補助的に使える場合は、美味しくご飯の助けになります

*安定剤は量や使い勝手、感覚から自分に合っているものを探すことが大切です

市販の安定剤には大小のサイズがありますが最初はお試し感覚で使うと良いです

そのため最小の容量のものを紹介しています

どこで買う?

f:id:prandium:20180510002319p:plain

安定剤ってどこで買えばよいのでしょうか

インターネット(amazon 楽天)

薬局

大きめのスーパー

*コンビニには置いていない!

確実に買うことができるのはアマゾンですが、届くまで早くても丸1日かかってしまいます

そんなときでも薬局やスーパーにおいてあります

薬局にはコーナーがありますし

スーパーは歯磨き粉のコーナーに置いてあることが多いです

コンビニは置いていません

無駄足になりますので注意してください

特にポリグリップは全国どこの薬局、ドラッグストアでも取り扱っているので

いざというときでも手に入れることができます

最寄りのスーパーにもポリグリップのみ置いてありました

どこにでも売っていてすぐ手に入る

ってとても大事なことですよね

どんな入れ歯にも使えるの?総入れ歯は?金属は?保険外(自費)でも大丈夫?

f:id:prandium:20180507181208p:plain

今回紹介した安定剤はすべての入れ歯に使えるものです

・総入れ歯

・部分入れ歯

・金属

・プラスチック

・保険でつくったもの

・保険外(自費)でつくったもの

・スマイルデンチャー

必ずどれかにあてはまると思います

聞きなれないものまで色々並べてみましたが

全部そのまま使うことができますので安心してください

迷ったらこれ!歯医者が選ぶ安定剤!おすすめする理由つき

f:id:prandium:20180408195451p:plain

入れ歯安定剤のコーナーにいくと

「強力」「粘着」のようなくっつくけるための言葉がところ狭しと並んでいます

中には2000円以上もする商品もあります

「口の中」に使うものです

やみくもに選ぶよりもまずは安全でスタンダードなポリグリップ無添加を使ってみてください

粘着力と安全性は間違いありません

そしてもうひとつ

安定剤はひとりひとりに合わせて使う量やつける範囲が違います

探っていく

といってもいいかもしれません

自分に合った量や形態を見つけることが

今後の快適な使用につながります

その基準を作る意味でもスタンダードな商品を使うことが望ましいです

さらに詳細は過去記事を参考にしてください
shirotanu.com

使用後の注意 取りはずすポイントとメンテナンス

f:id:prandium:20180510002356p:plain

最後はお手入れについて書いておきます

使用後はゆっくりはずしてください

外れない場合は無理に引っ張らないように気をつけましょう

ぬるめのお湯で口をゆすぐとはずれやすくなります

入れ歯と歯ぐきの両方に安定剤が残っているので

できるだけ乾かした状態でガーゼやティッシュでふきとってください

乾いた状態がポイントです

水を含ませると粘着力が復活しベタベタして剥がしにくくなってしまいます

特に口の中は念入りに取り除いてください

安定剤が残っていると歯ぐきのあれる原因となってしまいます


裏技ですがどうしても取れない場合は

消毒用アルコールをつけたガーゼやティッシュを使うと
スムーズに剥がすことができますよ

入れ歯は水の中に保管しましょう

義歯洗浄剤のポリデントを使うと細かい汚れもとれます

まとめ:「使った量」と「使い始めてからの期間」は通院への目安になる!

f:id:prandium:20180326000537p:plain
ポリグリップの取扱説明書にはこのように書いてあります

・使用料の目安は総量約0.5〜3.0cmです。

・長期連用しないでください。

言い換えると

・大量に使わない

・長い間使わない

ということです

入れ歯の理想は

歯ぐきに適合させることです

つまり

歯ぐきと入れ歯のあいだに隙間がない入れ歯

そして

その入れ歯を快適に使うことが目標なのです

入れ歯はその人個人の作品です

その作品は形を変えながら修正することが必要です

せめて安定剤を補助的に使うくらいまでには調整したいのです

入れ歯をヤスリで削ったり、留め具のバネを自分で曲げて使っていた患者さんもいます

それでも快適に使えるなら問題ありません

困ったときには歯医者がいます!

患者さんの悩みを解決することが仕事です

安定剤でもどうしようもないときは、ぜひ頼ってくださいね!

未分類
スポンサーリンク
しろたぬ Web